北大とラピダス提携 キャンパスにラピダスの拠点設置

次世代半導体製造のラピダスはきょう、北海道大学と包括連携協定を結びました。ラピダスの小池淳義社長は「北海道大学の強みである評価分析技術が活用され、あるいはラピダスの研究開発事業を促進することができるようになる」と協定の意義をかたりました。協定締結の目的は「長期的な人材育成」と「研究成果の活用」です。ラピダスは、今年中に千歳の製造工場で作られる次世代半導体試作品の評価や分析を行う拠点を北大キャンパスの中に設置します。早ければ来年4月から稼働し、ラピダス従業員およそ40人が24時間体制で評価や分析にあたります。また人材育成面では、ラピダスの社員が半導体に関する講義をし、学生が最先端設備を用いた評価工程を見学することもできるようになります。

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