「案ずるより産むが易し」とよく言うけど、実際は…「産むの全然易くない」【たまひよ 出産体験談】

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、おょょさんの出産体験談をお届けします。

出産レポ
3/11 5:58誕生
前期破水→自然分娩パターンです。無痛はできなかったです。

3/10
3時までジグソーパズルをやっていた。この時までなんの音沙汰もなく、健診では「児頭下がってきてるね〜良い感じ!」くらいにしか言われていない。
5時にふと目が覚め、トイレ…と思って立ち上がった途端何かがめちゃ漏れる。「尿漏れか!?ヤバスヤバス」と言いながらトイレに座った途端に(暫定)尿と羊水がビシャーッとでてくる。超生臭いし下着びちゃびちゃだしなんなんだと思いつつ、病院に電話する。「まぁ多分破水だし、入院になるからそのお支度してきてね」、と言われる。この時痛みは本当に全然なく、ちょっと張るかなぁ?程度。

病院について、内診。グリグリされたがまぁ痛い。結構痛い。しかも子宮口全然開いてない。そのまま入院となる。この後くらいから地味に恥骨が痛くなる。

病棟で6時ごろから小1時間ほどNST。念願?のNSTだったのでワクワクしたけど、3回目くらいで飽きた。点滴ルート確保されたんだけど、ピクミンのイラスト付きの固定テープ止めてもらってご機嫌になる。かわいい。写真撮った。
急な入院だし、朝ごはんないだろなと思ってたら出してくれた。ありがたくいただく。

9時過ぎくらいに検温してまたNST。眠くてしょうがないけどスタッフさんが色々説明なりしてくれるので、半分くらいの理解力で聞く。この時点で無痛は難しいかもしれないなぁと言われる。もともと運良く無痛できたら良いな〜くらいの気持ちなので、あんまり期待はせず。ただ、皆様の自然分娩レポにビビり散らかしている。無理やん、絶対痛くて泣くやん。

お昼食べた後くらいからもう眠気の限界が来て、うつらうつらしている。この時痛みは軽い生理痛とお腹の張り程度。間隔は10〜15分。途中NSTきてくれて、機械つけたがその時一瞬だけ起きてた。もうあと14時前から16時くらいまでまっっったく記憶がない。夫がそのくらいで面会にくる。点滴ルート見て、ミ゛ッみたいな顔してたけど、立ち会い出産大丈夫か??笑

夫がきたあたりから地味に痛みが強くなって、ちょい強めの生理痛くらい。座って耐えられんことはないが、あんまり喜ばしくない。間隔は6〜8分。大丈夫この生理痛は1分でおさまるやつ、と自己暗示をかける。多分20秒くらいのところが痛みのピークくらいな体感。下痢の時の、あああトイレいきたいぃトイレどこぉぉお!の時の気持ちが近い。17時に検温きてくれたから、「痛いは痛いですが、座れるし話せるし、このまま明日まで持ち越しますんで!!」と話をする。夜は麻酔科いないので耐えて生むか、諦めて耐えて生むかしかない。そう、耐えて生むしかないのつらすぎる。

寝る前にNSTやったら、やはり5分ごとぐらいで子宮張ってる様子。もう寝よ…とやけくそ半分で寝ようとするも、横になると痛みが緩和されないので座っている。ナースコール押して伝えたところでなぁ…頑張るのは自分だし耐えるのも自分なんだよなぁ…とナースコールは眺めてるだけ。観賞用。

23時過ぎから耐えれなくはないが、ガチめの痛みが出てくる。8〜10分ごとくらい。4回か5回目くらいで急に心配になりナースコール。ホットタオルいただく。「焼け石に水なんだけどね…」って言われたけど本当にその通り。

3/11
1時30分ごろに耐えがたい吐き気と痛みが続く。どうにもならなくなり、ナースコールして内診。予想以上に子宮口柔らかく、4cm空いていたためそのまま陣痛室へ。

2時間程度様子を見ていたが、腰が割れそうに痛い。骨さすがに砕けると思ってナースコールしたら、3時ごろ先生が来てエコーし、どうやらとんでもない体勢で骨盤にハマろうとしていた様子。「四つん這いの体勢取ってみよう」と言われてとるが、もうほんとに殺してくれぇというレベルの痛み。
もう体位とれなくて崩れた姿勢で半べそでうとうと。

5時ちょい前まで押し寄せる痛みに苦しんでいたが、唐突にいきみたい感じになる。くっそでっかいうんちかと思って半狂乱でナースコールし、「何かでそう〜無理〜」と伝える。腰さすさすと肛門押してもらい、いきみ逃ししてくれる。もう理性なんてどっかいってて、「うぁぁぁ!!」とか言っちゃう。

内診したら子宮口全開だったので、夫に電話して分娩室へ移動。ヨタヨタ歩いてったのマジつえー妊婦と自認している。とはいっても歩数的に20歩くらい。分娩台の横で「出てくるぅいきむぅ!!」と仁王立ちで駄々こねる。痛みが一瞬引いてからスンッとなり、さっさと横になってから再び叫び&いきむ。いきんだ後、呼吸しっかりすればおけとのことなので、どのくらいいきむかな〜と頭の微妙に冷静な部分がカウントしだす。3、4回「ふぬぬ」とか「うああああ」とか言ってハアハア。4セットくらいやったところで、夫到着し、出産の準備をされる。

助産師さんたちが物品準備してる合間にお尻を押してくれて、大変ありがたかった。体感5分くらいで産まれたんじゃないかと思うが、実際いきみだしてから50分くらい?で産まれた。

後陣痛全然なくて、先生が腹をムニムニしながら頑張ってくれるも、ばーーーか痛い。散々タンマしながら30分くらいでやっとこ胎盤出てきた。正直子どもより痛かったかも。出てくる時はドゥルルルルンって感じで、うおってなった。
自然に会陰さけてまったらしく、10針ちょっと縫う。麻酔してくれたけど、「上5針分ぐらい効いてないんですけど!!!」って文句言ったら先生は「もうちょいなのでファイト!」な感じ。あと3針あったら夫の手の骨は粉砕してた。

産後2時間経ったところで空気の乾燥に咳き込み、出血60ccあったため追加1時間待機。もはや貰い事故。腰痛い。産後2時間までしか一緒にいられないので、2時間経った時に夫は帰宅、ベビは新生児室へ。
縫ったところは痛いけど、ベビはかわいいし家族親族はみんな祝ってくれたし。よかったといえる出産でした!

ただ、これだけはいいたい。案ずるより産むが易しとかいいますが、別にまじで産むの易くはない。
皆様の出産レポに沢山力を貰ったので、こんな駄文ですが綴らせていただきました。

どなたかの力になれますように!

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

「まいにちのたまひよ」ダウンロードはこちらから

たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」は、【たまひよアプリ】でストア検索してもDLできます!

●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

© 株式会社ベネッセコーポレーション