21歳の元J助っ人、デュッセルドルフU-23へ加入「経験のあるCB」 兄はJ2クラブの守護神

元水戸のレオナルド・ブローダーセンがデュッセルドルフU-23へ加入(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

2023-24シーズンにはカップ戦でレバークーゼンと対戦経験も

ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは6月5日、セカンドチームにドイツ人DFレオナルド・ブローダーセンが加入したことを発表した。2022年夏から約半年間、J2水戸ホーリーホックでもプレー経験がある。

現在21歳のブローダーセンは、2022年8月にドイツのホルシュタイン・キールU-19チームから水戸へ加入。Jリーグでのプレーは同年9月21日のリーグ第31節東京ヴェルディ戦(1-2)のみとなり、その後は23年1月にFCトイトニア05(独4部相当)へ移籍していた。

そんなブローダーセンの兄は、現在もJ2ファジアーノ岡山でプレーするGKスベンド・ブローダーセン。2人は兄弟で日本の地を踏んだ経歴を持つ。

そして弟のレオナルドはこのほど、デュッセルドルフのセカンドチーム(U-23)に加入。クラブは「J2リーグでもプレーした経験のあるセンターバック(CB)を獲得。来シーズンへ向けてセカンドチームを強化した」と伝えている。

2023-24シーズン初め(FCトイトニア05時代)には、無類の強さを誇りその年のブンデスリーガを制したレバークーゼンとDFBポカールの1回戦で対戦。0-8で敗れているが、CBとして大きな経験を積んだ。

ユースアカデミーのダイレクターであるステファン・フォルマーハウゼン氏は「我々はレオナルドというエキサイティングで我々の求めていたタイプのDFを獲得することができました。彼は若い選手であるにも関わらず、すでに多くの経験を積んでいます。我々は彼がデュッセルドルフへ移籍すると決断してくれたことを嬉しく思います」と喜びを語っている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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