チェルシーに「悪名高い栄養士」が就任? 選手の食生活を徹底管理するアルバレス氏、トッテナム時代には反発も

マルコス・アルバレス氏(写真は2007年)[写真:Getty Images]

チェルシーがエンツォ・マレスカ新監督とともに、「悪名高い栄養士」なる人物を招へいするという。

マレスカ新監督とともに再出発するチェルシー。同監督は今季、マンチェスター・シティのアシスタントコーチからレスター・シティの指揮官となり、いきなりイングランド2部を制覇…1年で退任し、プレッシャーも大きいであろうチェルシーを率いる運びとなった。

どうやらテクニカルスタッフもレスターからチェルシー入りするようで、イギリス『ミラー』によると、その1人が表題にある「悪名高い栄養士」、スペイン国籍のフィットネスコーチ、マルコス・アルバレス氏(53)だという。

アルバレス氏はレアル・マドリー、セビージャ、トッテナム、CSKAモスクワなどで職務経験があり、選手たちの食生活を徹底管理する人物とのこと。「ほとんどの人間が悪影響を考えもしない特定の食品を禁止している」そうだ。

ファンデ・ラモス監督が率いたトッテナム時代はソース、フルーツジュース、ケーキ、塩コショウなどを禁止。イギリス『デイリー・メール』によると、今季レスターでは優勝まで朝食メニューから目玉焼きが消えたとのことだ。

トッテナム時代は選手からの反発が大きかったようで、ある選手がクラブ職員にこっそりマクドナルドを買ってくるようお願いした、というエピソードも。当時のキャプテン、レドリー・キング氏が選手の総意として見直しを訴えたそうだが、この要求は通らなかったという。

そんなアルバレス氏の招へいも、チェルシーにとっては改革の1つといったところか。

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