花譜と崎山蒼志、コラボ曲発表 活動初期から待望されていた共演が実現

バーチャルシンガー・花譜さんと崎山蒼志さんのコラボ楽曲「抱きしめて」が、6月12日(水)にリリースされることが決定した。

花譜さんがリアルのアーティストやコンポーザーとコラボする企画「組曲2」の新作となる。

5年越しの共演──花譜と崎山蒼志のコラボ曲

崎山蒼志さんは、花譜さんがリスナーとしてリスペクトするアーティストの1人。

花譜さんは活動初期の2019年に歌ってみたを投稿し、1stワンマンライブ「不可解」では崎山蒼志さんの楽曲「五月雨」をカバーして歌うなど、長らくコラボが期待されていた。

そして花譜さんの活動開始から5年、ついに共演が実現した形になる。

“独りだけど独りじゃない”という自身とクリエイターの孤独を肯定してきた花譜さんの歌声を元に、卓越したワードセンスで自身の世界観を表現し続ける崎山蒼志さんが楽曲を書き下ろした。

コラボ曲「抱きしめて」はラジオとテレビで先行公開

コラボ曲「抱きしめて」は、6月6日(木)にJ-WAVE(81.3FM)のラジオ番組「SONAR MUSIC」(22時〜24時)でラジオ初オンエアされることが決定。

さらに、Ryo Ichikawaさんが監督をつとめたMVが、6月7日(金)0時45分から放送のTV番組「金曜日のメタバース」(テレビ朝日)で一部先行オンエアされる。番組には花譜さんと崎山蒼志さんも登場する。

なおMVは、リリース日の6月12日20時に、花譜さんのYouTubeチャンネルにてプレミア公開を予定している。

花譜「以前から崎山さんの歌がとても好きです」

崎山蒼志さんのコメント

花譜さんに「抱きしめて」という楽曲を提供しました。
また、歌唱と演奏でも参加しました。以前からリスナーとして刺激を受けていた花譜さんと楽曲を一緒に制作できたこと、とても光栄に思っています。
「抱きしめて」は、"今"は会えない遠い誰かを想う気持ちをテーマに作った楽曲です。花譜さんの歌声が、多大なインスピレーションをくれました。
レコーディングで曲に命を吹き込んでいく花譜さんの歌唱に、曲がみるみる有機的に色めいていった時は、何にも変え難い感動がありました。
自分のイメージを具現化し、昇華してくださったNaoki Itaiさんにも深く感謝しています。皆さんに届きますように!

花譜さんのコメント

「組曲2」第二弾は、崎山蒼志さんとの「抱きしめて」です‼
ふと、いま1人だなあって感じたときに会いたい人の顔が浮かぶこと。暖かさのあるさみしさが、情景とともにじわあっと心の中に思い出されるような曲だと思います。
触れ合えること、つながり合うこと、抱きしめ合えることは、自分にとってどんなことなんだろう。と、ずっと考えています。
以前から崎山さんの歌がとても好きです。今回この楽曲を崎山さんに作っていただいたことも、一緒に歌うことができたのも、本当に嬉しかったです。
2人の声の重なる部分の、1人立ち尽くしたところから、お互いに思いが広がっていく感じが、特にお気に入りです。
是非お聴きください。よろしくお願いします。

KAMITSUBAKI STUDIOのVシンガー・花譜

花譜さんは2018年に当時14歳でクリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOからデビューしたバーチャルシンガー。

素顔を明かさずに3Dモデリングされたアバターを使い活動中で、唯一無二の歌声と世界観を持つアーティストとして知られている。

日本武道館でのワンマンライブと、代々木第一体育館での単独アリーナ公演を成功させるなど、バーチャルアーティストとして卓越した実績を残してきた。

コラボ企画「組曲」では、たなかさん、長谷川白紙さん、MONDO GROSSO、岸田繁さん(くるり)ら15組とコラボしてきた。

この企画の第2弾「組曲2」が現在進められており、初回では#KTちゃんとコラボしている。

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