【入札不調】静岡市民文化会館改修で27億円増額し再入札へ…市長「当初積算に問題あり単価設定甘かった」

静岡市は、市民文化会館の改修に関して、物価高騰などの影響で工事の入札が無く、総事業費を当初から27億円増額して151億円とし、改めて入札を行うことを明らかにしました。

静岡市によりますと、市民文化会館の改修工事に関して、当初、総事業費を約124億円で積算していましたが、期限の4月10日までに入札がなかったということです。これを受け、再度積算し、27億円増額した約151億円で改めて入札が行われます。

難波市長は、「当初の積算に問題があり、単価設定が甘かった」と話した上で、積算をチェックする体制にも問題があったとし、「反省して対策する」と話しています。

これに伴い、市民文化会館の休館期間は、当初、2025年4月から2027年3月までの予定でしたが、2028年1月上旬まで延びる見込みです。

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