トン族大歌の人材が合同研修、革新的発展を推進 貴州省

トン族大歌の人材が合同研修、革新的発展を推進 貴州省

3日、トン族大歌の演奏・創作人材育成講座の開講式。(貴陽=新華社配信)

 【新華社貴陽6月5日】中国貴州省貴陽市で3日、トン族の民族歌謡「トン族大歌」の演奏・創作人材育成講座が始まった。講座は2024年度国家芸術基金芸術人材育成助成事業の一環で、受講生には「トン族大歌」の理論的研究、創作、舞台公演、無形文化遺産伝承などに携わる30人が全国各地から参加し、創造的変革と革新的発展を共同で推進する。

トン族大歌の人材が合同研修、革新的発展を推進 貴州省

3日、トン族大歌の演奏・創作人材育成講座の開講式。(貴陽=新華社配信)

 トン族大歌は指揮や伴奏がなく、自然に混声していく多声部合唱音楽で、世界が認める中国の多声部民謡の代表かつ中華民族の伝統音楽文化の優れた代表でもある。2009年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。トン族大歌は長い年月を経て、トン族郷から世界へと広がり、中国と外国の交流における重要な文化の懸け橋になっている。(記者/劉智強)

トン族大歌の人材が合同研修、革新的発展を推進 貴州省

3日、トン族大歌の演奏・創作人材育成講座の開講式に出席した受講生ら。(貴陽=新華社配信)

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