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2024年6月3日、中国メディアの新聞晨報は、浙江省杭州市でマンションの12階から火のついたたばこの吸い殻を投げ捨てて火災を引き起こした住民が行政勾留処分を受けたと報じた。
記事によると、同市上城区のマンションに住む女性が3月20日、部屋の中で喫煙した後、複数回にわたり火のついた吸い殻を窓から屋外に捨てた。監視カメラの映像からは、同月20日午後10時2分から11時25分までの約1時間半に計11回ポイ捨てしていたことが明らかになった。
そして、同11時35分頃には吸い殻が落下した部分に置かれていた三輪自動車上の紙製品から火の手が上がり、三輪自動車が焼けた。幸い早期段階で消火できたため、延焼は免れたという。
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同市公安局は5月27日に行政処罰決定書を発行し、過失によって火災を起こしたとして、中国の消防法に基づき当事者の女性に対して行政勾留10日間の処分を下した。
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短時間に多くの吸い殻を窓から投げ捨てて火災を引き起こした問題は中国のSNS微博で注目を集め、トレンドワードランキングの上位に登場した。ネットユーザーからは「たったの勾留10日間?」「罰則が軽すぎる」「3年以下の懲役にすべき」「過失じゃなくて公共安全危害罪だろう」など、ペナルティーの程度に納得がいかないというコメントが目立った。(翻訳・編集/川尻)