WEST.がスタッフとの「親密やり取り」で炎上…中間淳太の釈明も逆効果に

アイドルグループ「WEST.」のメンバーたちがスタッフとの親密なやり取りを公開したことで炎上。メンバーの中間淳太が釈明したが、スタッフをかばうと共に一部ファンを批判するような内容だったことで、さらなる反感を買う事態となっている。

3月からデビュー10周年を記念したコンサートツアーを開催していたWEST.。ツアー中、メンバーたちはSNSで舞台裏の写真などをアップしてファンを楽しませていた。ところが、このファンサービスが炎上の原因になってしまった。

ライブ時はメンバーが台車に乗ってステージ下を移動しているといい、メンバーたちはそれぞれ自身の“愛車”をSNSにアップ。ディズニー好きの中間の台車は「ドナルド号」と名付けられ、ディズニーキャラクターの写真と共に「ディズニーいきたいな チケットほしいな」といった、スタッフからとみられる手書きメッセージが貼られていた。これに対して、中間は「…せびられてる?」とコメントしている。

沖縄好きで知られる桐山照史の台車には「沖縄つれてってくれません?」というメッセージが貼られるなどメンバーのキャラに合わせた内容になっており、ほかにも「本番ギリギリで電話しないで」「明日なにするの?」といった私的な連絡を思わせる言葉もあった。

また、ツアー終了後にはすべての台車が並べられ、「おつかれさまでした!33公演無事に完走できて本当によかったです。とっても熱くてあったかいライブ スタッフもファンも虜になりました そんなライブをまた見れちゃう私たちは世界一の超幸せものです」とのメッセージが貼られた。

スタッフとの仲の良さがうかがえるもので、ファンからは「スタッフさんからの愛情が感じられていい」「微笑ましい!」といった声が上がっている。

しかし、それ以上に目立ったのが「スタッフとの距離感が不快」「ファンの気持ちを考えてなさすぎ」といった意見だ。メッセージの字体や内容から「女性スタッフとのやり取りでは」との憶測が広がり、アイドルが特定の女性との親密なやり取りをファンに見せるのは不適切だと感じた人が多かったようだ。

炎上騒動に発展したことで、中間は3日に自身のSNSで「嫌な気持ちにさせてごめんなさい。ただただ、自分たちが嬉しかったことを共有したかっただけですが、もしかしたらそれが配慮不足になっていたかもしれません」と謝罪。

その一方で「スタッフさんは我々がハードスケジュールの中でも、少しでも楽しませようという気持ちでああいったことをやってくれてると思うんです。もちろん皆さんの声援には敵わないけど、正直励みになっているところもあります。だから、どうかその気持ちは否定してあげないでほしいです」とスタッフを擁護した上で、「私が何よりも大切に思ってるのはあなたたちです。その気持ちが伝わってないのなら寂しいですが、そう思ってもらえるように引き続き頑張ります」などと呼びかけた。

さらに、中間は「多くの人は『意見』でしたが、中には『悪口』が混じっています。意見は受けとめますが、送信する前に一度文面を冷静に見てほしいです」と一部ファンにくぎを刺している。

この釈明は騒動を鎮静化させるどころか、火に油を注ぐことに。ネット上のファンから「なんでこっちが理解不足みたいな言い方してくるの?」「今回の写真や謝罪の文章から『何よりファンを大切にしている』ってまったく感じませんけど」「スタッフには『スタッフさん』、ファンには『あなたたち』って言葉遣いだけで悲しくなる」「こういう時にファンを悪者にするって、アイドルとしてやばいでしょ」といった否定的な意見が続出し、延焼している。

一部では「やっぱり旧ジャニーズのタレントはSNSやらないほうがいい」「炎上対応がヘタすぎる」といった声も。中間はスタッフが誹謗中傷のターゲットにならないように気を遣ったのかもしれないが、炎上騒動におけるフォローとしては「失敗」とみている人が多いようだ。

同じ関西系の後輩であるAぇ! group、なにわ男子が台頭したことでWEST.は正念場を迎えているが、この騒動が今後に暗い影を落とさないことを祈りたい。

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