細島の駆除ウニ、食用へ 日向・漁業 高田さん奮闘

細島港沖で取れ畜養したムラサキウニを手にする高田一人さん

 魚介類の餌場となる藻場を荒らすウニを駆除するだけではなく食用にしようと、日向市細島の漁業高田一人さん(44)が奮闘している。細島で採取したウニが食べられる状態に太るまで約90日間畜養。試食会で味わった関係者は「天然物よりあっさりして食べやすい」と感想を述べた。

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