【気象予報士が解説】6日はさらに気温が上がり7月並みの暑さの所も 熱中症に注意を【新潟】

6月5日は『世界環境デー』

5日の最高気温は20℃を少し超えるくらいでしたが、日差しが強かったためより暑く感じました。

さて、6月5日は『世界環境デー』です。はじめて聞いた方もいると思いますが、これは環境問題に目を向けてもらうために,国際連合が設定した記念日です。
環境問題の中で天気に関係が深いのは、“地球温暖化”です。去年の夏の猛暑・酷暑も温暖化が一因でした。それだけではなく、気温が上がるにも関わらず冬はより大雪になりやすく、また夏は線状降水帯の発生回数が増えるという研究結果もあります。つまり、温暖化は気象災害を激甚化させるわけです。温暖化に歯止めをかけるために、6月5日の国際環境デーをきっかけに、一人一人ができることを取り組んでいきましょう。

続いて、6日は暑さが増しそうです。6日午前9時は、日本付近が広く高気圧に覆われるため県内は晴れる時間が長くなりそうです。また暖かい南風が吹いてきますので、5日よりも気温が上がるでしょう。

6日の予想最高気温は、長岡市や湯沢町など、内陸や山沿いでは25℃を超えて夏日になりそうです。久しぶりに7月並みの暑さの所もありそうですから、熱中症に注意をしてお過ごしください。

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