人型ロボット「Pepper」が10歳に 集客・接客以外にも約1,300の教育現場・介護施設などで活躍

人型ロボット「Pepper」が2024年6月5日で10歳を迎えた。

ソフトバンクロボティクスが提供するPepperは、2014年6月5日に誕生した人と自然な会話ができる身長121cmのコミュニケーションロボット。音声や胸のタブレットを通じてのやりとり、顔認識・感情認識などの多彩なセンシング機能を搭載している。

10年で進化を遂げたPepperは、集客・接客向け、教育向け、家庭向け、介護向けなど機種を増やし、商業施設だけでなく、介護施設や教育現場を中心に幅広い分野で利用されている。

介護向けPepperは、レクリエーションやリハビリに加え、ChatGPTを搭載した会話アプリで新たなコミュニケーションの場を提供。教育の場でも、これまで全国約1,300の教育機関でプログラミング教育や環境教育に活用され、未来を担う子どもたちをサポートしてきた。

Pepperは機能向上と新機能開発を続け、さらに多くの場で活躍することを目指す。

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