札幌延伸の工事が遅れている北海道新幹線について、東京で有識者会議が開かれトンネル工事の改善点などが示されました。
北海道新幹線の札幌延伸をめぐっては、工事を担当する鉄道・運輸機構が、トンネルの難工事による遅れなどを理由に、目標としていた2030年度末の開業を断念するとしてい
ます。
5日、東京で開かれた有識者会議では、鉄道・運輸機構から工事の改善策が示されました。軟弱な地盤への対策で工事が遅れている渡島トンネルでは掘削に先駆け行うボーリング調査を通常の100mから500mにすることで、地質の状況に問題があれば、早めに対策を立てられるようにするということです。
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