六本木に名前を冠したビル、漁師と記念撮影…19歳下女性と再婚の“元祖韓流プリンス”、日本との縁

“韓流プリンス”の元祖と呼ばれる俳優リュ・シウォン(51)が、日本に自身の名を冠した建物があると明かした。

6月4日放送のSBSバラエティ『靴を脱いでドルシングフォーマン』に出演したリュ・シウォン。自身のデビューストーリーを伝えたなか、出世作となったドラマ『フィーリング』(94)に出演するきっかけを述べていた。

当時、歌手キム・ウォンジュンの誕生日パーティーで会ったキム・ヒョンソク作曲家から『フィーリング』の出演オファーを受けたという。同作でソン・ジチャンの友人で美術学生という役を演じ、その後、90年代に“ライジング青春スター”として注目を集めたのだ。

(画像=SBS)
(画像=SBS)

また別のエピソードについても明かしている。日本のある漁師が23時間も遭難した際、リュ・シウォンの楽曲を歌いながら救助を待ち、命を救われたという驚きのエピソードだった。

リュ・シウォンは「私も信じられなかったが、日本の関係者からちょっと日本に来てほしいとインタビューのオファーが相次いだ」として、実際に日本のある地方の漁師が海に漂流したと話した。続いて、「ニュースでその漁師が韓流ファンだと言い、日本デビュー曲である『桜』という曲を歌ったそうだ」とニュースでも取り上げられた感動的な実話を伝えた。

その後、リュ・シウォンは漁師のもとへと足を運んで記念写真を撮ったり、専用飛行機を用意してコンサートにも招待したという。

(画像=SBS)

そのほかにも、日本で最も土地が高い六本木に、自身の名を冠したビルがあるとも告白。「日本活動当時、日本の事務所と契約したところ」として、「私がいない時にファンが見られないので、象徴的な空間を作ろうと言った」とのこと。実際、“コリアプリンスリュ・シウォン”という意味の「KPR」というビルの写真を公開した。

なお、リュ・シウォンは2010年に結婚して娘を授かったが、2012年に破局。以降、約3年にわたる離婚訴訟が2015年に終了し、19歳下の女性と2020年に再婚。現在は妊娠9週目だという。

◇リュ・シウォン プロフィール

1972年10月6日生まれ。1994年にKBS特別採用タレントとして芸能界デビューし、MC、俳優、歌手など様々な活動を展開してきた。『プロポーズ』『真実』『秘密』など代表作も多く、特にイ・ビョンホン、チェ・ジウなどと共演した『美しい日々』は日本で爆発的な人気を呼び、韓流スターとなった。2010年に一度結婚したが2年で破局を迎えており、以降はドロ沼といえる離婚訴訟が続き、韓国での芸能活動にも空白期が訪れた。俳優としての活動は少なくなったが、1997年頃から趣味で始めたカーレーシングはプロ級の腕前で、現在は直接レーシングチームを創設し、監督も務めている。2020年2月に一般女性と再婚した。

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