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「サイト料金の未払いがあり、訴訟になる」などと電話で言われた60代の男性が、380万円をだまし取られていたことがわかりました。
高知県警によりますと、2023年12月、高知県高岡郡内に住む60代の男性の携帯電話にNTTファイナンスの職員を名乗る男から「サイトの料金の未払いが3件あり、合計30万円になる」、「未払いが続けば訴訟になる」などと電話があり、電子マネーでの支払いを指示されました。
男性が電子マネーを購入し番号を伝えたところ、今度は、内閣サイバーセキュリティ課や証人保護協会を名乗る男から「あなたの携帯電話から個人情報が抜かれ、損害を受けている人がいて裁判になる」「弁護士費用が50万円必要」などと電話で言われ、男性は電子マネーを購入したり現金を送金したりしました。
男性はこの後も同じようなやり取りから複数回送金するなどして、およそ1ヶ月の間に合計380万円をだまし取られたということです。
県警は「未払いの話を電話ですることは滅多にない。かかってきたら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。