札幌の初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」開幕 各地のグルメが大集合…北海道の“カキの名産地”がそろい踏み 記録的な売り上げ“伝説のメンチカツ”も

札幌市の初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」の開幕です。華やかな演舞だけではありません。メイン会場の大通公園では、各地のグルメが集まる人気イベントも始まりました。約3万人が参加し、約200万人の観客が集まる恒例のイベント「YOSAKOIソーラン祭り」。札幌市中央区の大通公園西5丁目・西6丁目会場では「北のふーどパーク」が開催されています。世界のグルメが楽しめる30店舗が集合しています。ベトナム料理やケバブにインドカレーが楽しめるのが、西5丁目の「ワールド屋台グルメ」コーナー。

ベトナム料理やケバブにインドカレーが楽しめる

関西や広島のお好み焼きの他、縁日気分が味わえる「お祭りグルメ」の屋台も並んでいます。そして、注目のコーナーが「北海牡蠣祭り」というゾーンで、今年初めてお目見えしました。北海道東部の厚岸町や釧路町の仙鳳趾、北海道南部の知内町など名産地のカキがめじろ押しです。こちらは寿都町で蒸しガキの食べ放題が人気の、「かき小屋」が出展したブースです。「蒸しあげると短時間で過熱されるので、身もぷりっとして本当にジューシーに仕上がっています」(かき小屋 吉野 卓寿さん)

名産地のカキがめじろ押し

期間中は毎朝、寿都町のいけすから会場まで2時間半かけてカキを運ぶということで、新鮮な蒸しガキが味わえます。西6丁目会場の、こちらも今年初めて開催の「全国ガンガン肉祭り」。仙台の牛タンをはじめ全国各地の肉グルメが楽しめます。「これは白老牛。北海道和牛の厳選したものを取りそろえています」(こんにちWAGYU 越後 諒治さん)

全国各地の肉グルメが楽しめる

こちらのブースは小樽市の堺町通りの人気店「こんにちWAGYU」。あるイベントで爆発的な売り上げを記録した「北海道和牛と道産豚 伝説のメンチカツ」が目玉商品です。どこが伝説かというと…。「2023年のイベント『さっぽろオータムフェスト』で約1万2000個を売り上げた。十勝和牛と余市町の麦豚を7対3で配合したメンチカツ」(こんにちWAGYU 越後 諒治さん)

爆発的な売り上げを記録した「北海道和牛と道産豚 伝説のメンチカツ」

また「全国・市町村うまいもん食堂」では、三重県の「伊勢うどん」や台湾からのブースもあるんです。そして「YOSAKOIソーラン祭り」に、利尻島から初めてやって来たのが「利尻うにごはん」です。ウニ独特の磯の香り。ご飯の一粒一粒に旨味がしみ込んでいます。「北のふーどパーク」は大通公園西5丁目・西6丁目で6月9日まで開催されています。

YOSAKOIソーラン祭り 交通規制

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