本場韓国に住み込みで『LoL』修行 配信者じゃすぱー、本気すぎて帰国を延長へ

Twitchをメインに活動するストリーマーのじゃすぱーさんが、韓国での住み込み企画の延長を発表しました。

じゃすぱーさんは企画の一環として、5月から韓国に一時移住。MOBAゲーム『League of Legends』(通称・LoL)の韓国サーバーでのランク戦に挑戦中です。

当初は1ヶ月で終了の予定でしたが、6月4日に自身のXで7月後半までの期間延長を発表。韓国サーバーランクの高みに挑みます。

ゲーム問わず高い実力を発揮するストリーマー・じゃすぱー

じゃすぱーさんは、2017年にFPSゲーム『Overwatch』の世界大会で日本代表チームのメンバーに選ばれるなど、国内トッププレイヤーとして活躍。

以降はストリーマーに転向し、Twitchでのゲーム実況を開始。FPSゲーム『VALORANT』でもゲーム内の最高ランク・レディアントに、配信しながらソロで到達するなど、高い実力を証明してきました。

現在は、プロゲーミングチーム・Crazy Raccoonのストリーマー部門に所属。

オンライン/オフライン問わず各種イベントに参加しながら、配信活動を続けています。

じゃすぱーの挑戦『LoL』世界最高峰の強豪地域・韓国へ一時移住

じゃすぱーさんは5月1日から、『LoL』を運営するRiot Gamesの協力の元、韓国に一時的に移住し、韓国サーバーのランクに挑戦する企画を開始。

韓国は『LoL』の人気が高く、世界大会でも優勝候補と呼ばれるチームが複数存在する強豪地域。ゲーム内のランク戦もプレイヤーたちのスキルが高く、日本サーバーとは大きな実力差があると言われています。

じゃすぱーさんは日本サーバーで、2018年に最高ランクのチャレンジャーに到達。ストリーマーとして所属していたプロゲーミングチーム・戦国ゲーミングでは『LoL』部門のサブメンバーとしても登録されていた実力の持ち主です。

挑戦の以前から、配信をせず『LoL』日本サーバーのランク戦を淡々と回す様子が、他の『LoL』配信者の配信で目撃されるなど意気込みは十分。じゃすぱーさんは意気揚々と韓国へ渡りました。

1ヶ月の韓国サーバーチャレンジは最高ダイヤ1で終了

しかし、じゃすぱーさんのチャレンジは苦戦の連続。開始直後から、韓国サーバーのアグレッシブなプレイヤーたちに苦しめられます。

韓国に駆けつけたボドカさん、スタンミさん、rionさんなど他のストリーマーの応援、解説動画を投稿しているTeleさんや元プロのHoneyさんからのコーチングを受けたじゃすぱーさん。

配信のコメント欄に登場する韓国語の堪能な視聴者や、現地のプレイヤーとの拙い韓国語での交流。

様々な出会いを楽しみながら1ヶ月間の挑戦を続け、最高でダイヤモンド1の成績を残しました。

強豪チーム・T1メンバーとのランク戦が見られる……のか?

ダイヤモンド1は『LoL』内では上から4番目のランク

決して悪い成績とは言えませんが、じゃすぱーさんの中では心残りがある様子。企画最終日の配信では「またリベンジする」と語っていました。

ところが企画最終日の翌日、配信を始めたじゃすぱーさんは「待望の第2弾」と題して企画の延長を発表。

住み込みしていた家から引っ越し、7月後半まで韓国サーバーでの挑戦を継続すると宣言しました。帰国はまだ先になりそうです。

じゃすぱーさんの挑戦開始と同時期、『LoL』の世界大会が終了。韓国では世界大会優勝経験もある強豪チーム・T1のメンバーが配信活動を再開しています。

果たして、じゃすぱーさんがT1のメンバーと共に戦う日は見られるのか。挑戦から目が離せません。

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