竹内涼真、主演の実写版『龍が如く』には「命を懸けてきた」ハードな役作り明かす「いかに自信を持って…」

竹内涼真、主演の実写版『龍が如く』には「命を懸けてきた」ハードな役作り明かす「いかに自信を持って…」

Prime Videoは、Amazon Originalドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』(全6話)を、240以上の国や地域で10月25日より世界独占配信。株式会社セガの大ヒットゲーム『龍が如く』シリーズを基にオリジナル脚本で制作された本作では、数々の映画やドラマ、舞台などで活躍する人気実力派俳優・竹内涼真を主演に迎え、武正晴氏が監督を務める。この度、6月4日にホテル雅叙園東京にて、世界配信決定記者会見が行われた。

ゲーム『龍が如く』シリーズは、“大人向けのエンターテインメント作品”というコンセプトを基に、セガより2005年に誕生。実在の歓楽街をモチーフに作られた欲望と暴力が渦巻く巨大歓楽街・神室町を舞台に、伝説の男・桐生一馬を中心とした熱き男たちの生き様をドラマティックに描き、国内外のファンの心を掴んできた。

そんな世界的に愛されてきたゲームシリーズが、ついにPrime Videoで実写ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』として世界配信されることが決定。ゲームと同様の神室町を舞台に、“堂島の龍”と呼ばれる、義理人情に厚く、強く、正義感あふれる主人公・桐生一馬の成長物語をオリジナル脚本で描くクライム・サスペンスアクションとなっている。

本会見には、主人公・桐生一馬役の竹内涼真と、武正晴監督が登壇。竹内は自前の黒い着物を身にまとって気合十分に登場すると、「撮影は去年の5月から約半年間でしたが、この作品に命を懸けてきたので、やっと配信発表を迎えることができてとても嬉しいです。さっきセガの皆さんにお会いしたんですが、『龍が如く』を作った方々から『面白い!』と言っていただけたので、頑張ってきた日々が報われて嬉しかったです」と、興奮気味に本作へかける熱い想いを明かした。

さらに本作の見どころについては、「1995年と2005年という二つの時間軸が描かれるので、まだゲームでは描かれていない桐生一馬の部分も見ることができる。原作をリスペクトしつつ、新しい『龍が如く』を作っていかなければならないというプレッシャーもありましたが、神室町という舞台で彼らの生き様が生々しくリアルに素敵に描かれていると思います」と話し、ゲームへのリスペクトとオリジナル脚本が融合した実写ドラマならではの魅力を語った。

「撮影中は、桐生一馬という役と自分を切り離すことが出来ないくらい役に入りこんでいた」と語る竹内は、「桐生一馬役をやるんだったら本気でやらなければと思っていたので、もちろん大変ではありましたがキツいということはなかったです。特にヘアメイクチームには感謝していますね。撮影期間、毎日時間が無い中で桐生の背中に入っている龍の刺青を2時間で描いてくれるんです。背中に龍を描いてもらって、ヘアメイクをしていく中で、どんどん桐生一馬に入りこんでいくことができました」と撮影期間を振り返った。

また、会場に集まったメディアによる質疑応答も行われた。「竹内さんは常々世界を意識されているとお話しされていますが、今回は世界配信ということでどのような想いをお持ちですか?」という質問に対し、竹内は、「俳優を始めた時から世界に挑戦したいという想いはずっとあります。日本の素晴らしくクリエイティブな人たちと良い作品を作りたいし、自分の視野を広げて才能を持っている方々ともっと仕事をしていきたいという気持ちがこの仕事を始めたときから変わってないです」と回答。

さらに、Prime Videoをはじめとする動画配信サービスが普及したことについて、「本作のように世界配信できる配信プラットフォームが増えたおかげで、今はいつでも海外の人が日本の作品を見てくださるという環境にあります。僕はこれからもどんどん世界に飛び込んでいって自分なりの表現を堂々と見せていきたいです」と意気込みを明かした。

そして、「具体的にはどのようなトレーニングをしたのか」という質問に対しては、竹内は、「僕は格闘技経験がなかったので桐生一馬のファイトスタイルをつくるためにはどうしたらいいかと考えていたある日、夢に朝倉未来くんが出て来たんです。これは縁じゃないかと思って、本人にDMして格闘技を教えてくれと頼んで、彼が最初に格闘技を教えてくれたんです。その後も彼のセコンドに入っているトレーナーさんに一からトレーニングしてもらいました。付きっ切りで一から鍛えていただけたおかげで桐生一馬のファイトスタイルを身に着けることができました」と驚きのエピソードを告白。

続けて、「身体のシルエットは、あるシーンの撮影に身体のピークを持っていくために日々トレーナーと綿密に食事もコントロールしながら頑張りました。でもキツかったっていう感覚ではなくて、いかに自信を持って現場に立てるかという、スリリングで面白い作業でした」と身体づくりを振り返った。

会見終盤には、桐生一馬の背中に彫られた刺青「応龍」が描かれた金屛風が登場。竹内が龍に目入れをして本作のヒットを祈願した。最後に竹内は、「キャスト、スタッフ一同命を懸けて大切に作って来た作品なので、世界中の皆様にこの作品が届いてほしいなと思います。10月25日まで楽しみに待っていてください」と、本作の配信を楽しみに待つ視聴者へ向けて熱いメッセージを送り、会見は幕を閉じた。

© 株式会社イータレントバンク