「日本の怪物に出会った」 J内定・大学2年生FWが世界大会でMOM…海外驚き「爽快」

U-19日本代表の塩貝健人【写真:Getty Images】

モーリスレベロトーナメントで19歳FW塩貝健人がハットトリックを達成

フランスで行われている第50回モーリスレベロトーナメントに参加するU-19日本代表は、6月4日にグループB第1節でU-21イタリア代表と対戦して3-4で敗れた。日本の3ゴールはすべてFW塩貝健人が決めており、大会公式によるMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれている。

6月3日より開幕したU-23世代のサッカーの国際大会。第44回大会までは、トゥーロン国際大会と称されていた。日本(U-19)はグループB第1節でイタリア(U-21)と対戦。4失点して敗れたものの、攻撃面では塩貝がハットトリックを達成した。

敗戦した日本だったが、この試合のMOMには塩貝が選出された。慶応大在学中(2年生)であり、J1の横浜F・マリノスに2027年シーズンより加入が内定しており、現在は同クラブで特別指定選手としてプレーする。

そんな塩貝の3ゴールには、高い得点能力が示されていた。前半45分にスルーパスに抜け出し1点目。後半17分には腰を捻ってファーサイドへシュートを放ち2点目を決めた。3点目は後半40分、FW道脇豊のシュートのこぼれを押し込んでの得点となっている。

鮮烈な印象を残した大学生FWに対し、海外ファンも「日本の怪物に出会った」「スピード、ドリブル、正確なパスが際立つ」「爽快な点取り屋」「将来の大物選手になるだろう」「素晴らしい」と驚きの声を上げていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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