岐阜副知事が県庁内で喫煙 けん責処分、「業務忙しく」

岐阜県庁

 岐阜県は5日、県庁内で喫煙したとして、河合孝憲副知事(66)をけん責の懲戒処分にしたと発表した。2020年4月から今年2月初めごろにかけ、週5~8回程度、禁止されている場所で喫煙していたという。県の聞き取りに「業務が忙しく、喫煙所まで行く時間的余裕がなくなり、副知事室で吸ってしまった」と認めている。

 県は他に、庁舎敷地内で喫煙した18人を訓告や厳重注意などとした。

 今年3月、県庁内で喫煙した職員4人を戒告などとし、他の職員の喫煙状況も調査。副知事ら12人は自ら申告し、残りの7人は情報提供により発覚した。

 古田肇知事は「県民の皆さまに深くおわびし、信頼回復に努める」とコメントした。

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