美 少年の佐藤龍我が舞台初主演 リーディングミュージカル『BEASTARS』上演決定

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『Reading Musical「BEASTARS」』が、2024年9月3日(火) から8日(日) に東京・シアター1010、9月14日(土) から16日(月・祝) に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT HALLで上演されることが決定した。

2016年から2020年まで「週刊少年チャンピオン」で連載された板垣巴留による漫画『BEASTARS』は、肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇。舞台版では人間界で起こり得る社会の縮図を葛藤・苦しみ・悲しみとともに、その世界観を歌に乗せてリーディングミュージカルとして届けられる。

主演のハイイロオオカミの少年レゴシ役(歌い手・読み手)を務めるのは、舞台初主演となる美 少年の佐藤龍我。初主演に向け、佐藤は「以前から舞台のお芝居に興味もあり、わくわくしています。繊細で優しいレゴシを演じられるよう、最高の舞台を作り上げます」と意気込みを露わにした。

そのほか、ドワーフウサギのハル役で加藤梨里香、ラブラドールレトリバーのジャック役で風間由次郎、ハイイロオオカミのジュノ役で凰稀かなめ、アカシカのルイ役で崎山つばさが出演。また村田充、速川大弥、ゆゆ・THE・エクスカリバーが、パフォーマーとして名を連ねた。

脚本・作詞は、2022年文化庁芸術祭・演劇部門優秀賞を受賞した西森英行、演出は、様々な作品を手がけてきた元吉庸泰が担当する。

【あらすじ】
「俺、もっと強くなるよ。この社会にも、本能にも負けないために」

肉食獣である自分自身を受け入れ、ハルとの恋に向かって一歩踏み出したレゴシ。
しかし、平穏な学園生活を取り戻したかに思えたレゴシに、新たな危機が忍び寄る。
それは未解決の「食殺事件」の犯人の影だった……!

さらに裏市では、倒したはずのシシ組の残党が、「新生シシ組」として再び力をつけ始めており……。
新たに訪れた強大な試練を前に、レゴシは“本当に大事なもの”を守り抜くことができるのか?
食欲、性欲、承認欲求。様々な欲望に翻弄される、若き動物たちの青春はまだまだ終わらない……!

■佐藤龍我 コメント 舞台のお話を伺った際は、素直にとても嬉しかったです! 以前から舞台のお芝居に興味もありましたし、朗読劇はなんと人生初挑戦となるのでものすごくわくわくしています。また、今作はさらにミュージカル要素もあるので少し不安もありますがこの舞台に関わることができて光栄です。そして原作を拝見しましたが僕自身『BEASTARS』ファンになってしまい本当に大好きな作品になりました。繊細で優しいレゴシを演じられるよう、そして共演者やスタッフとともに最高の舞台を作り上げます!

■加藤梨里香 コメント

たくさんの方から愛されている『BEASTARS』のリーディングミュージカル化。原作へのリスペストを大切に責任を持って作品創りに臨んでいきたいと思っています。私自身、読み手とパフォーマーが存在するリーディング作品に参加するのは初めてなので、どんな創作の場になるのかとても楽しみです。ハルは不思議な魅力を持っていると感じました。本心はどこにあるのか、なぜここまで気丈に振る舞えるのか、彼女の1番の味方になれるようハルの心と向き合い、声色や歌声でどう表現していけるか考え挑戦していきたいです。素敵な共演者の皆様と届ける『BEASTARS』をぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

■風間由次郎 コメント

ラブラドールレトリーバーと聞いて最初に頭に浮かんだ言葉は、人懐っこい、賢い、穏和でした。ジャック君はそれを体現するようなビジュアルと性格でとても魅力を感じました。ちょっとビビリなところも彼の魅力のひとつで、だからこそ幼馴染や誰にでも優しくなれたり、時に厳しくなれるんだと思います。リーディングミュージカルというスタイルの作品に出演するのは初めてなので、今からとても楽しみです! 僕の中にある動物的本能、いや、役者的本能を駆使して、観に来てくださった皆様の心に残る物語をお届け出来るように頑張ります!

■村田充 コメント

俳優になって25度目の長月。これまで、台詞のない役は確かにありました。
台詞がないというよりも、唖者であるとか人ではない者であって。
今回、ご依頼いただきましたとき、企画書に目を通し驚きました。超驚いた。

村田充様(パフォーマー)……パフォーマー?……ん?
47歳最初の舞台がパフォーマーです。どうも、パフォーマーのミツです。はじめまして。
この歳になって初体験がまだあるなんて! なんて幸運なのでしょう。一生懸命頑張ります。

■速川大弥 コメント

原作や本公演のテーマである「人間界で起こり得る社会の縮図」。種族の違いや性別の違いで物事を判断してしまうことは、我々が日々生きている現実でも、世界のどこかで常に起きている事象ではないでしょうか?
本公演を観劇された方々に、僕達が伝えたいことが少しでも伝わると嬉しいです。
今回はReading Musicalのパフォーマーということで、特にルイの中にある正義感やプライド、コンプレックスを体をつかう表現で演じたいと思います! ぜひ、よろしくお願いいたします!

■ゆゆ・THE・エクスカリバー コメント

多くの方から愛されている原作の作品で、豪華なキャストの方々とご一緒できること、とても光栄に思っております。今回の作品は自分自身として、新しい挑戦になると思います。朗読ミュージカルということで、それをダンスで表現するというポジションは、初めてで不安もありますが、スタートからゴールまで全力で皆さんとひとつになれるように現場を思いっきり楽しみたいですし、観ていただいた皆さんにも、楽しんでいただきたいと思います。

■凰稀かなめ コメント

お話しいただいた時に、朗読ではなく、リーディングミュージカルとお聞きして、初めて耳にするジャンルにビックリしましたが、朗読でありながら歌でも表現するということなので、朗読が苦手な方も楽しめると思いました。そして物語は草食動物と肉食動物が通う学園もの、私は、ジュノと言うオオカミ役ですが、どんなオオカミになるのかも楽しみにしています。動物の純粋な世界だからこそ、現代の私たちに響く何かがあると思います。キャスト、脚本、演出の皆様も初めましての方々なので、どんな化学反応が起こるのか、楽しみにしていただきたいです。

■崎山つばさ コメント

今回『BEASTARS』という作品に携わることができてとても嬉しく思います。リーディングミュージカルという朗読要素と音楽要素が合わさって更に演劇要素も加わり、これまでに観たことのないような新感覚な時間が出来上がるのではないかという気持ちでいます。朗読劇や音楽劇の経験はありますが、ふたつが合わさったものは初めてになりますので自分にとっても様々な発見や刺激を見つけられたらと思っています。青春群像劇×朗読ミュージカルの化学反応を皆様にお届けできるよう頑張ります。

■板垣巴留(原作) コメント 完結して年数が経ちますが、こうしてまだ気にかけて頂きありがたいです。
セリフにこだわってる作品なので、プロの方々の朗読ミュージカル楽しみにしています!

■西森英行(脚本) コメント 『BEASTARS』は、今を生きる私たちが抱える葛藤や苦悩、そしてそこから浮かび上がる希望を描いた傑作。レゴシやルイ、ハルやジュノ、ジャックたちが語る言葉に、幾度となく胸を打たれて、感動とともに息を吐きました。この作品に込められた、「生き抜くこと」へのエネルギーに満ちたエールを、舞台化によって、より多くの方に感じて頂けるよう、力を尽くしたいと思っています。板垣先生の描き出した、繊細で力強い物語。リーディングミュージカルという新たな演劇表現。素敵なキャストさん、実力派のスタッフさんとともに、大切に創らせて頂きます。

■元吉庸泰(演出) コメント リーディングでミュージカルで『BEASTARS』という全く想像できないワクワクするような掛け算に挑みます。自分は原作をリアタイでチャンピオンで読んでいて、この作品からどれほどの“一生懸命に生きるという葛藤“を教えてもらったのか計り知れませんでした。この物語が舞台の上に出現する必然性を演出で作れるよう、一所懸命に取り組みます次第です。信頼できるクリエイターたちが揃いました。ぜひお楽しみに、です!

<公演情報>
Reading Musical『BEASTARS』

原作:『BEASTARS』板垣巴留(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
脚本・作詞:西森英行
演出:元吉庸泰
作曲・音楽監督:和田俊輔

出演:佐藤龍我/加藤梨里香 風間由次郎/村田充 速川大弥 ゆゆ・THE・エクスカリバー 凰稀かなめ(特別出演)/崎山つばさ

【東京公演】
日程:2024年9月3日(火)~8日(日)
会場:シアター1010

【大阪公演】
日程:2024年9月14日(土)~16日(月・祝)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TT HALL

公式サイト:
https://rm-beastars.com/

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