忙しくてもムリなく続く!できる妻がやっている「家事貯金」の方法とは!?

忙しいと家事もおろそかになり、追われることが常態化してしまいがちです。「追われる家事」から「追う家事」に移行すべく、毎日忙しくてもムリなくできる方法があるとか。暮らしの達人であるシンプリストうたさんに、家事貯金の方法を教えてもらいました。

ふだんやらない家事を「1つだけ」やってみる

方法は、いたってシンプル。毎日の家事にプラスして、何かひとつだけふだん手を付けない家事をやってみるだけです。もちろん、余力があれば1つにこだわらず、2つでも3つでもこなしていけばOK。毎日最低1つはふだんはやらない家事を行うことで、それが当たり前の習慣となり、意識をしなくても取り組めるようになりますよ。

大掃除で手を付けがちな箇所を意識してみよう!

とはいえ、急に「どこかひとつやってみよう!」と言われても困惑してしまうことでしょう。そんなときに考える基準として、「いつも大掃除で手を付けがちな箇所」から選ぶと迷いません。大掃除のときに参考にするリストを、そのままふだんの掃除用として貼っておいてもよいですね。

大掃除の場合、多くの箇所を短期間で行うからこそ大変なイメージが大きいですが、じつはひとつひとつの作業は10分以内で終わることも多いんです。期間を味方につけて負担のない範囲で行った方が効率的だと言えます。

その日のコンディションに合わせて決めてOK!

毎日イレギュラーな家事をやるとハードルが高いように思いますが、その日のコンディションに合わせれば負担に感じることは少ないでしょう。たとえば、余力があるときは、1時間かけて整理や掃除すれば一気に家事貯金ができますね。しかし、余裕がないからと言ってあきらめる必要はありません。

1分以内の家事でも、意外とできることは多いです。

・自動設定で洗濯槽の掃除をする
・スイッチ汚れを拭く
・テレビ台やテレビを拭く

など。その日できることをできる範囲で細く長く続けていくことが、家事貯金をしていくための最大のポイントです。

ひとつでも「できた!」があると自信につながる

たったひとつの家事をプラスしたからといって劇的に変わるわけではありませんが、30日で30箇所、100日で100箇所もプラスアルファの家事をすることができます。毎日何かひとつでもプラスアルファでできると自信にもつながり、家を整えるモチベーションアップにもつながるでしょう。

■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。Instagramは「@utatanenet_home」。
編集/サンキュ!編集部

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