『特捜9 season7』山田裕貴演じる新藤が特捜班から異動!クランクアップでは万感の涙「皆さんの仲間になれてよかった」

By TV LIFE

井ノ原快彦が主演を務める『特捜9 season7』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)の最終回が、6月5日に放送。山田裕貴演じる新藤亮が特捜班を離れることが明らかとなった。

浅輪直樹(井ノ原快彦)を中心とした個性派刑事たちの活躍を描く人気シリーズ『特捜9』。第9話(5月29日放送)以来、「新藤君どうなるの?! 主任になる? まさか異動?」「来週新藤君に何が待ってるんだろうか…」などと、新藤(山田裕貴)の今後に注目が集まっていた。

そして、ついに新藤の“異動”が決定。6月5日放送の最終回では、兄のように慕ってきた直樹とのやりとりを経て、新藤が特捜班を離れる決意を固めた“感動のラストシーン”が描かれた。

『特捜9 season7』©テレビ朝日

最終回で直樹ら特捜班が挑んだのは、第9話から続く戦慄のディープフェイク動画事件。次々と不気味なフェイク動画がアップされる中、犯人の狙いは“警視庁創立150周年記念式典”に出演する特捜班前班長・国木田誠二(中村梅雀)であることを突き止める。

新藤は『season5』(2022年)での潜入捜査時以来の“金髪姿”に変装して会場に潜伏し、犯人の凶弾から国木田を守ることに成功。引き金を引いたのは国木田への恨みを再燃させた伊勢谷武(岩永ひひお)だと判明するも、巧妙なフェイク動画で彼の憎しみをあおり、犯行へと仕向けた男の素性は闇に包まれたままで、事件は不穏な要素を残しての幕引きとなった。

『特捜9 season7』©テレビ朝日

迎えたラストでは、直樹の口から、警察庁警備局警備企画課より正式に新藤への異動要請があったことが明かされる。警察庁警備局警備企画課は新藤の亡父の古巣であり、『season5』でも引き抜きを打診されていた部署。

「行った方がいいよ」と冷静に異動を促す直樹に、新藤は「(特捜班に)居たいっすよ。できることならこのまま」と本音を吐露しながら、「でも、喜ばなきゃいけないっすよね…喜ぶべきことだ、そう言ってるんすよね?」と直樹の言葉の真意をくみ取り、自ら飛躍のため特捜班を離れることを決断した。

『特捜9 season7』©テレビ朝日

その言葉を受けた直樹も「行ってこいよ。別に、異動って言ったってさ、永遠の別れじゃないんだから。特捜班はお前の実家なんだから、いつだって帰って来い」と温もりあふれる言葉を返し、『特捜9 season7』のラストにふさわしいシーンとなった。

2018年放送の『特捜9 season1』から、メンバーに加わった山田。今作のクランクアップでは目に涙を浮かべながら「7年間、共に過ごしてくださり本当にありがとうございました。山田裕貴が何者でもない時代から、僕という存在を拾ってくださって、本当に感謝しています。新藤は異動しますが、彼は『特捜9』の中でずっと生きています。せりふにもありましたが、“帰ってきたい”“ずっとここにいたい”という思いは強く持っていますので、なにかあれば潜入捜査でもなんでもやります。本当に本当にありがとうございました。皆さんの仲間になれてよかったです!」とスタッフ&キャストへの感謝を万感の表情で語った。

『特捜9 season7』©テレビ朝日

番組情報

『特捜9 season7』
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