BMW、第4世代の新型「1シリーズ」世界初公開

by 編集部:椿山和雄

2024年6月5日(現地時間) 発表

新型「1シリーズ」

独BMWは6月5日(現地時間)、フルモデルチェンジによって第4世代となった新型「1シリーズ」を世界初公開した。新型1シリーズの最も重要な販売地域はドイツ国内市場で、日本についても上位5つの市場の1つと位置付けられたモデル。

新型1シリーズのボディサイズは4361×1800×1459mm(全長×全幅×全高)と、従来モデルより全長は42mm、全高は25mmそれぞれ拡大、ホイールベースは2670mmとなった。

パワートレーンには、48ボルトのマイルドハイブリッドテクノロジーが採用され、直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する最上位モデル「M135 xDrive」では、システム・トータルで最高出力221kW(300PS)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生し、0-100km/h加速4.9秒を実現するという。

新型「M135 xDrive」

最上位モデルの「M135 xDrive」のほか、直列3気筒ガソリンエンジンの「120」、直列4気筒ディーゼルエンジン「118d」「120d」のラインアップが公表されている。

新型1シリーズでは、レザーフリーのインテリアを採用するなど、製品ライフサイクル全体を通じて持続可能性を最適化したほか、自動運転や駐車システムの拡張や、新しい「BMW iDrive」、「BMWオペレーティングシステム9」による革新的なデジタルサービスなどを、新世代モデルの特徴としている。

ライプツィヒのBMWグループ工場で生産され、市場投入は2024年10月の予定。

BMW新型「120」
BMW新型「120」Mスポーツスタイル

© 株式会社インプレス