米戦略爆撃機、韓国との合同訓練に参加 7年ぶりに精密爆弾投下

Jack Kim

[ソウル 5日 ロイター] - 韓国国防省は5日、米韓が朝鮮半島上空で実施した合同空中訓練に米軍のB1戦略爆撃機が参加し、精密誘導爆弾の「JDAM」を投下したと発表した。JDAMが朝鮮半島近辺の訓練で使用されるのは7年ぶりという。

訓練では韓国のF15K戦闘機も実弾射撃を実施。米韓のステルス戦闘機F35やF16も投入された。

国防省は訓練が行われた場所を明らかにしていない。

韓国軍は4日、南北軍事境界線と西北島しょに沿って全ての軍事活動を再開すると発表。これに先立ち、尹錫悦大統領は北朝鮮が飛ばす汚物風船に対抗するため、南北軍事合意の停止を承認していた。

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