ビービー・レクサ、ステージに物を投げた観客が強制退場させられる

ビービー・レクサのコンサートで、ステージに物を投げたファンが強制退場させられた。昨年、ニューヨークでのコンサート中にスマホを投げられ顔面に当たり入院までしていたビービー、1日(土)に開催されたウィスコンシン州グリーン・ベイでのパフォーマンスが中断され、多くの観客が会場から追い出される事態が発生した。

SNSに投稿されたファン撮影の動画の中でビービーは、ステージに物を投げないよう観客に注意、「私の顔面にぶつけたいなら、告訴してくれる人が私にはいるの。もっとリッチになれるし最高ね」と冗談めかしつつ、そのような行動を誘発しているわけじゃないと念を押している。

更に別の動画では、何かを投げたとされるファンが警察によって連れ出され会場を後にする姿が収められており、ビービーはこの中断について謝罪、「そこまでする必要はなかった」と話していた。

一方、昨年6月のコンサートでは観客席から投げられたスマホがビービーの顔面に直撃、眉が割れ、目の周りに青あざができ、病院で縫合手術を受ける事態となっていた。

その後犯人のニコラス・マルヴァーニャは第2級加重暴行罪、第3級暴行未遂罪、第2級暴行罪の他、2件の第3級暴行罪で起訴された。

当時マルヴァーニャは警察にこう話していたとされている。「ショーの最後で面白いだろうと思って、彼女(ビービー)にスマホを当てることができるか試した」

そして今年2月の法廷審問の際、マルヴァーニャは40日間の社会奉仕活動を終えれば、告訴は棄却されるとの申し入れを受け入ると同時に、6か月間の保護命令に従うこととなった。

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