![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171186039878599389/origin_1.jpg)
日本代表は6月6日に開催される北中米ワールドカップ・アジア2次予選で、ミャンマー代表と敵地ヤンゴンで対戦する。
すでに今年9月から始まる最終予選進出を決めているため、11日のシリア戦を含むこの6月シリーズで新戦力を試す可能性もあったなか、大幅なメンバーの入れ替えはしなかった。
ただ森保一監督は、既存のメンバーで新たに可変型の3バックを試すつもりのようだ。3日の練習初日から、ある程度メンバーを固定しつつ、3バックと4バックの両方で実戦練習を行なっていた。
これまでは、1つの代表ウィークで2試合ある場合は、コンディションを考慮しつつ、1試合が主力級、もう1試合はややメンバーを落としてスタメンを組む傾向にあった。
だが、今回は2試合でそれほど差のないAとBの2チームを作り、ほぼ総入れ替えするのではないか。実戦練習から、そんな思惑が読み取れた。
AとBのどちらをミャンマーとの初戦にぶつけるのか。判断が難しい面もあるが、3-4-2-1でスタメンを予想した。
【PHOTO】ミャンマー&シリアと対戦!W杯アジア二次予選に挑む日本代表メンバー26人を一挙紹介!
今冬のアジアカップで正守護神を務めた鈴木彩艶(シント=トロイデン)がU-23代表に回ったGKは、順当なら大迫敬介(サンフレッチェ広島)が先発するだろう。ただ、前川黛也(ヴィッセル神戸)や谷晃生(FC町田ゼルビア)を試すかもしれない。
3バックは、右から谷口彰悟(アル・ラーヤン)、冨安健洋(アーセナル)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)。谷口が中央に入る可能性もある。
特徴的なのが攻撃的なウイングバックで、右に相馬勇紀(カーザ・ピア)、左に中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)と両アタッカーが担うと見る。
ダブルボランチは、田中碧(デュッセルドルフ)と守田英正(スポルティング)。キャプテンの遠藤航(リバプール)は2戦目に回ると予測した。
2シャドーは、右に堂安律(フライブルク)、左に旗手怜央(セルティック)。流動的に動く後者は、川崎フロンターレ時代に共闘した田中や守田との好連係が期待できる。
そして1トップは上田綺世(フェイエノールト)ではなく、小川航基(NEC)を初先発で抜擢すると見立てた。
4-1-4-1(4-3-3)に可変する場合は、最終ラインが右から相馬、谷口、冨安、町田。アンカーが守田で、インサイドハーフが田中と旗手、元川崎トリオが中盤を構成する。
両サイドハーフは右が堂安、左が中村で、1トップが小川という布陣だ。
これがAチームだとすると、Bチームは、3バックが右から橋岡大樹(ルートン)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、ウイングバックは右が菅原由勢(AZ)で左が前田大然(セルティック)、ダブルボランチが遠藤と鎌田大地(ラツィオ)で、2シャドーは久保建英(レアル・ソシエダ)と、南野拓実(モナコ)か鈴木唯人(ブレンビー)、1トップが上田だ。
こちらのチームを初戦に送り出す可能性も考えられる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部