![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171195481010471637/origin_1.jpg)
SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子による関西発信のファミリープロジェクトKAMIGATA BOYZ。
そこに先日デビューを果たしたばかりのAぇ! groupと、Lil かんさい、Boys be、AmBitiousら関西ジュニアを含めた総勢100名以上が一挙集結するイベント『KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024』が9月21、22日に大阪・ヤンマースタジアム長居にて開催されることが発表された。
関西のデビュー組はもちろん、関西ジュニアも参加するとのことで、ファンにはたまらないこのイベント。今回の開催がいったいどんな価値、影響をもたらすのか。改めて考察したい。
振り返れば、コロナ禍中の2020年に大阪・日本万国博覧会記念公園 太陽の広場から無観客生配信されたイベント『DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』が開催されてから4年。あの時の盛り上がりは、SNSでも大いに話題となり、改めて関西勢の力を感じさせたものだ。
しかし、関西に限ったことではないが、時を同じくしてコロナ禍のあたりから、ステージ上でのデビュー組とジュニアメンバーの交流が減ったように感じられたのも事実。ソーシャルディスタンスという言葉が叫ばれていたあの頃、各アーティストのライブは最小限の規模で行われ、バッグダンサーとしてジュニアが帯同する機会はぐっと減ったように思える。
それによりデビュー組を応援しているファンはジュニアのメンバーを目にする機会が減少。デビュー組のコンサートでバッグダンサーとしてついていたジュニアを知り、新たな沼へと入っていく……というお馴染みの連鎖も減った印象だ。
関西のジュニアたちのコンサートに目を向けると2023年、2024年に実施された公演では、合同コンサートでありながらも当時ジュニアだったAぇ! groupが参加せず、Lil かんさい、Boys be、AmBitiousが中心の内容に。東西のジュニアが集結する公演はあったが、関西ジュニア全員が一挙に揃う機会は、なにわ男子のデビュー以前に行われた関西ジュニア初の京セラドーム公演『関ジュ 夢の関西アイランド2020 in 京セラドーム大阪 ~遊びにおいでや!満足100%~』以降、減少傾向にあった。
そんな中での今回の発表は、改めて考えてみると関西を代表するSUPER EIGHTからフレッシュな関西ジュニアまでが一堂に会するかなり貴重な機会となるのは言うまでもない。
それはファンにとってはもちろん、出演するジュニア自身にとっても言えること。憧れの先輩たちと共演し、ステージでの輝きを目の当たりにすることで、今勢いのある関西デビュー組から、さらに刺激をもらうことになるのではないかと期待できる。また、先輩たちの歩み寄りにより、絆を深めることも可能であろう。
そんな貴重な機会が実現したのには、関西ジュニアの公演やパフォーマンスなどを多くプロデュースしてきた大倉忠義(SUPER EIGHT)の活躍もあってこそ。この公演期間中、大倉が1つの太いパイプとなり、ジュニアとデビュー組を繋ぐ役割の一端となり、コラボを実現することで、関西の絆がより強固なものになることだろう。
この公演を機会に、関西勢がより勢いを増していくことを期待したい。
(文=於ありさ)