「カレー〇〇」の世界堪能して 里庄町 6日から誘客キャンペーン

参加事業者や逸品を紹介したリーフレット。左下はプレゼントのオリジナルステッカー

 岡山県里庄町は6日から、食を通じた新たな誘客キャンペーンを始める。スポットを当てるのは“国民食”ともいえるカレー。町内で提供・製造されるカレーライスやカレーパン、カレードリアといった自慢の逸品をリーフレットやサイトでアピールしており、多彩な「カレー〇〇」の世界を満喫してもらう。

 題して「里庄カレーなんとか」キャンペーン。地元ベーカリーの商品がカレーパンの全国大会で部門最高賞に輝くなど、カレー関連の商品や話題が多いことに着目した。

 レストランやカフェ、製麺工場、商店など11事業者が参加。王道のスパイスカレーやグリーンカレー、ドライカレーをはじめ、パン、ドリア、ピザ、コロッケ、特産・手延べうどんに合うレトルト…と工夫を凝らした品々を発信する。カレーにつきもののドリンクでチャイやラッシーを出す店舗もある。

 購入者には、町のイメージキャラクター「里ちゃん」などをあしらったオリジナルステッカーのプレゼントを用意している。

 町は事業者や商品を特集したリーフレット約5千部を作製して役場や図書館などで配布するとともに、サイトを開設してPR。町出身のシンガー・ソングライター千里さんがアンバサダーとして協力する。参加事業者は今後も増やす方針。

 町企画商工課は「SNS(交流サイト)への投稿などで楽しく盛り上がりながら、まちを巡ってほしい」と呼びかける。問い合わせは同課(0865―64―3114)。

© 株式会社山陽新聞社