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ラツィオは5日、イゴール・トゥドール監督(46)が辞任したことを発表した。
マウリツィオ・サッリ体制3年目となったラツィオの今シーズンは、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16敗退とまずまず健闘を見せた一方、セリエAでは開幕5試合でわずか1勝とスタートダッシュに失敗すると、28試合を消化した時点で12勝4分け12敗の9位と低迷したことで、3月18日にサッリ監督を解任。
その後任としてラツィオの指揮官に就任したトゥドール監督は、セリエAで9試合を指揮し、5勝3分け1敗と改善を見せると、準決勝敗退となったコッパ・イタリアでもユベントス相手に善戦を繰り広げた。
イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、トゥドール監督の契約には1年の延長オプションが付随していたが、クラブのプロジェクトに関してクラウディオ・ロティート会長、アンジェロ・ファビアーニSD(スポーツ・ディレクター)と会談を行ったが、合意点を見出せず、クラブを去ることを決断したという。
なお、ラツィオはすでに後任監督の選定を行っており、最有力候補はエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)だとイタリア『スカイ』は報じている。