連夜の猛打で阪神を撃破! 好調の楽天打線に谷沢氏「交流戦本当によく打ってますよ」

◆ 「全体的に流れがいい」

楽天が連夜の逆転勝利。敵地甲子園で虎に連勝を決めた。この日は先発した内星龍が6回2失点(自責1)で粘りの投球を見せるも、阪神先発の大竹耕太郎も負けじと粘りの投球を披露した。ヒットは重ねるもののホームが遠い楽天打線だったが、8回に桐敷拓馬から内野ゴロの間に1点を奪い反撃開始。9回には阪神の抑えのエース・岩崎優から、先頭の小深田大翔のヒットに送りバントでチャンスを広げると、二死から小郷裕哉が逆転2ランをライトスタンドへ叩き込み、土壇場で勝利を掴んだ。

お立ち台にも上がったヒーロー・小郷の一打に「5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を努めた江本孟紀氏は「もう完璧なホームランですよね。風がどうのこうのよりも、完全に捉えていますからね」と絶賛。続けて「全体的に流れがいいしね。それで今日浅村(栄斗)にヒットが出たでしょ。こういうのもムードが上がるんじゃないかな。ずっと調子の悪かった人が、こういう流れの中で打って」と主砲のヒットにも注目した。

もう一人の解説者・谷沢健一氏は「どうしても楽天は右投げ左打ちが多いですから、阪神も左ピッチャーをぶつけざるを得ない。そういう中で、よくひっくり返しましたよね、楽天は交流戦本当によく打ってますよ」と左腕にも対応する左打者を称えていた。

好調の要因は、昨夜は13安打、この日は12安打と打ちまくる犬鷲打線。リーグ戦では苦しみながらも、交流戦で息を吹き返した勢いは、どこまで続くのだろうか。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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