【018サポート】すでに申請済みの人はどうなる? 東京都で子育て中の人は最大6万円をもらおう

「018サポート」をご存じですか?

東京都で18歳以下の子育てをしている方が、1人あたり月5000円を受け取れる制度です。「所得制限」がないため、東京都在住で、該当する子どもを育てている人なら全員が対象です。

2023年に続いて、2024年度も実施が決定。新規申請は6月11日にスタートしますので、受け取り漏れのないように、ぜひチェックしましょう。


2024年度は1回につき4カ月分(2万円)が振り込まれる

「すべての子どもたちの成長を切れ目なく支えること」を目的として始まった、東京都のサポート制度です。子ども1人、月5000円、年間で最大6万円が受け取れます。

東京都在住で子育て中の方は、2023年度分の申請をして、受け取りましたか?

2023年度は1年分が一括で振り込まれましたが、2024年度は年3回に分けて振り込まれます。1回あたりの金額は、子ども1人の場合、2万円(5000円×4カ月)、子ども2人なら4万円、子ども3人なら6万円です。

ただし、申請期限があるためご注意ください。ただし、一度申し込みをすれば、受給資格が続く場合は、原則として2回目以降は手続きの必要はありません(例えば8月支給分を申し込んで受理されれば、12月分も自動的に振り込まれます)

<支給時期と金額、申請期限>

2024年8月支給…子ども1人あたり2万円(4月~7月分)※申請期限:2024年7月15日まで

2024年12月支給…子ども1人あたり2万円(8月~11月分)※申請期限:2024年11月15日まで

2025年4月支給…子ども1人あたり2万円(12月~3月分)※申請期限:2025年3月15日まで

この場合はどうしたらいい? ケース別にチェック!

では、「自分はどうしたらいいの?」と思った方に向けて、ケース別にやるべきことをお伝えします。

●前年度(2023年度)に申請済みの人
前年度と状況が変わらなければ、2024年度について改めて申請する必要はありません。何もしなくても、自動的に振り込まれます。

ただし、引っ越しをしたり、住民票上の住所と現在地が異なったり、子どもが海外に留学したりなどの変化があった場合は、改めて現況報告が必要です。何か変化があった場合は、018サポートの公式サイトを確認して、現況報告等の手続きをしましょう。

●前年度(2023年度)に申し込みをしていなかった人
申請を忘れていたり、当制度を知らなかったりした場合でも、前年度分もまだ間に合います!

2023年度分(2023年4月から2024年3月在住分)の申請は、2025年3月15日が最終期限ですので、早めに申し込みましょう。2023年度分と2024年度分がまとめて振り込まれます。

●2024年度に東京都に引っ越してきた人、または東京都外へ引っ越す人
2024年度中に、東京都に出入りする引っ越しがある方は要注意です。「毎月1日時点で、東京都に住んでいたかどうか」で判断されます。例えば、東京都に引っ越してきたのが、6月1日か6月2日かという、その1日の差で、支給額が1か月分変わります。

<例>

・2024年6月1日に東京都に「転入」の場合

6月1日に東京都在住となりますので、6月分から支給されます。

2024年度分は、2024年6月~2025年3月の10か月分になります(第1回の支給は、4月5月が除かれるため、6月・7月の2か月分です)。

・2024年6月2日に東京都に「転入」の場合

6月1日は東京都在住ではなかったため、6月分は支給されません。

2024年度分は、2024年7月~2025年3月の9か月分になります(第1回の支給は、4月5月6月が除かれるため、7月の1か月分です)。

・2024年11月1日に東京都外へ「転出」の場合

11月1日に東京都在住となりますので、11月分まで支給されます。

2024年4月~2024年11月の8か月分になります。

申請方法は?

今年度は、申請が簡単になりました。前年度は、親子関係がわかるような、子どのもの確認書類(健康保険証や医療証など)が必要で、少々手間がかかりましたが、今年度からはだいぶシンプルに。マイナンバーカードとスマホを準備し、公金受取口座を登録すれば数分で申請完了です。

すでに、マイナンバーカードで公金受取口座の登録済みであれば、親子のマイナンバーカードを読み込むだけであっという間に完了です!

受け取れるお金は、もれなく受け取ろう

子育て家庭では、物価高の影響を大きく受けて、家計のやりくりが大変だという方も多いでしょう。受け取れるお金は、原則的に自分で手続きが必要なことがほとんどなので、もれなく受け取れるようにしましょう。

ただし、支給されたことによってなんとなく家計にゆとりができた気持ちになり、つい余計なもの、無駄なものを買ってしまってはもったいないことです。将来の学費として貯めておくのか、それとも子ども関係のもので欲しかったものを買うのか、支給される前に家族でじっくり考えておいて、有効活用できるといいですね!

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