太陽誘電ソルフィーユ市役所訪問、勝利誓う 女子ソフトボールニトリJD.リーグ8、9日に上越ラウンド

上越ラウンドに向け意気込む太陽誘電ソルフィーユのメンバーや中川市長、チームの関係者ら

日本女子ソフトボールの「ニトリJD.リーグ2024」第8節上越ラウンド(8、9日、上越市高田城址公園野球場)を前に、3年連続でホームゲームとして戦う太陽誘電ソルフィーユ(本拠地・群馬県高崎市)のメンバーが5日、上越市役所を訪問し、中川幹太市長をはじめ職員に上越ラウンドでの意気込みを表した。

山路典子監督(53)、橋本芽衣主将(25)以下選手、指導者、スタッフ24人が来庁。1階市民ホールで歓迎を受け、橋本主将が「今年も上越市で試合ができることをとてもうれしく思う。今年こそ2連勝し、上越市を盛り上げられるよう頑張りたい」と職員や来庁者を前に誓った。

山路監督によると、ここ数年メンバーの入れ替わりが続き、チームは大幅に若返った。同監督は「経験が少ない分、いろいろなことにチャレンジして頑張っている。成長した姿をお見せできるように、次の大会につなげられるようにやっていきたい」と話した。メンバー一人一人が自己紹介と決意を披露。昨年、一昨年も来越した選手は上越のコメがおいしい、パワーをもらっていると紹介した。

同チームの赤いユニホーム姿の中川市長はコメや特産品を贈り、「グラウンドで皆さんの声が大きく、響いてくる。気迫と声はとても刺激的。一生懸命プレーしてほしい」と、現場で見た感動と激励を表した。

頸城区上吉に新潟太陽誘電がある縁で上越市をセカンドホーム(準本拠地)として公式戦を開いている。同市の支援や会場の応援が大きく、リーグから上越モデルと評価を受けているという。

試合は東西対抗で、計4試合。8日午前10時30分からデンソー―シオノギ、午後1時30分から太陽誘電―SGH、9日も同時刻でデンソー―SGH、太陽誘電―シオノギ。市総合体育館などで前売り券を販売している。

市役所1階市民ホールで職員や来庁者を前に決意を述べる橋本主将(前)やメンバー

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