オンライン無料座談会「健康経営優良法人の継続認定を目指すには~ブライト500認定企業の事例から~」開催レポート

「産業保健新聞」読者の皆さまこんにちは。
ドクタートラストセミナー事務局です。
今回は、5月22日に開催したオンライン無料座談会「健康経営優良法人の継続認定を目指すには~ブライト500認定企業の事例から~」の内容をレポートします。

2024年3月11日、経済産業省から「健康経営優良法人2024」が発表されました。
認定法人のうち、大規模法人の上位法人には「ホワイト500」、中小規模法人の上位法人に「ブライト500」の冠が付加されています。
健康経営が注目される背景には、労働人口の減少や健康保険料の企業負担増、長時間労働などの問題に加え、従業員の健康維持増進による生産性向上への期待があります。
実際に健康経営優良法人の認定数は増加傾向にあり、「健康経営優良法人2024」には、19,721法人が認定されました(前年度は16,688法人)。社会全体に「健康でいきいきと働ける職場づくりが重要である」という考え方が根付いてきように感じます。健康経営への取組は企業として必要最低限の取組であるという時代が訪れた、と言い換えることもできるかもしれません。

ドクタートラストでは、これまでに「健康経営優良法人認定のための基礎講座」を実施してきました。
そのなかで「健康経営優良法人の認定を取得できた。今後、継続認定を目指すためにはどのような取り組みをしたらよいか」といった声を数多くお寄せいただいたことから、今回の無料講義を開催する運びとなりました。
講義では、ドクタートラストの取り組みご紹介に加えて、「健康経営優良法人2024(ブライト500)」の認定を取得された株式会社前田組さまにも取り組み内容をお話しいただくとともに、皆さまからいただいた質問にも回答いただきました。

オンライン講座開催概要

オンライン座談会名称:「健康経営優良法人の継続認定を目指すには~ブライト500認定企業の事例から~」
日時:2024年5月22日(水)15時~16時
会場:ZOOMを使ったオンライン開催

イベント内容

前半:前田組さま、ドクタートラストの企業紹介・取組紹介

前半では、ゲスト登壇いただいた株式会社前田組さまとドクタートラストの健康経営への取組紹介を行いました。
業種の異なる2社による取組紹介は、業界の特徴により異なる面ももちろんありましたが、共通する部分も多いと感じた方も多かったと思います。

後半:健康経営にまつわる質疑応答

後半では、今回の座談会を通しての、企業から寄せられた疑問について、前田組さま、ドクタートラストがお答えをしました。
企業からは、以下のような疑問が寄せられました。

・ 何から始めてよいかわからない
・ 毎年、認定を受けることが目的になっている気がする。社員の健康につながる課題を見つけるためにどのようなことを行っていますか
・ 周りの巻き込みが難しいので、どのように進めればよいか悩みます
・ 禁煙推進施策の事例を伺いたいです。

「何から始めてよいかわからない」という企業の疑問については、「自分の企業情報を分析し、良い点・課題点を可視化することから始めてはどうか」「健康優良法人認定申請項目を実際につけてみてはどうか」「客観的な数値分析にプラスして従業員の生の声を集めてみてはどうか」といった回答をしました。
他社の取組を知ることにより、自社の取組を振り返り、今後の健康経営のヒントを得ていただける機会になっていれば嬉しい限りです。

参加者の声

イベント終了後に開催したアンケートでは、参加者の方から以下のような前向きなお声が寄せられました。

・ 他社事例を聞くことができたので大変参考になりました
・ 取り組み内容の中で、有所見率の低い世代に向けた予防策がとても参考になりました
・ 短時間で内容の濃い研修だったと思います。沢山のヒントをいただきました
・ 事例を参考に今後も健康経営に取り組んで行きたいと思います

さいごに

今回の座談会では、前田組様・ドクタートラストの取組を紹介するとともに、皆さんからいただいた疑問に回答する等、継続した健康経営について模索しました。
抱えている悩みや課題を共有していただきまして、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

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