日本ハムは、ハムギフト市場で最高級品となる「北海道プレミアム 美ノ国 熟成 骨付きロースベーコン」を6月20日から販売する。受注後に原料手配から熟成まで行うので納品は約3ヵ月。価格は税込み3万2千400円と、一般的なハムギフトに比べると圧倒的に高価格だが、北海道産の「フレッシュ原料」「熟成」「骨付き」などのこだわりで新たな価値を提供していく。まずは自社ECサイト等で通年ギフトとして販売する。
商品内容は、「熟成骨付きロースベーコン800g」と「熟成骨付きベーコン500g」の2点。主な商品特徴は、「フレッシュ原料」「熟成」「骨付き」で、原料は冷凍していないチルドの北海道産豚肉原料を使用し、製造は素材の旨みや香りを十分に引き出すために時間をかけて熟成を行うので、肉がより引き締まり、肉の旨みを引き出す。さらに、骨付きなので、加熱することで旨みが肉にしみ込みやすく、骨周りの肉は細胞が壊れにくいことから水分保持に優れているので同社は「ジューシーさと旨味がより引き出せる」など、「自信をもっておすすめできる逸品」としている。
また、よりよい調理で味を楽しめるように、人気シェフでイタリア料理店「JINBO MINAMI AOYAMA」(東京都港区)の神保佳永氏の特別レシピ付き。同レシピは日本ハムのホームページでも6月20日から公開する。
その他、化粧箱は写真等が入る仕様で、そのまま記念のメモリアルボックスになる。
高価格帯商品投入の背景には、中元・歳暮等のシーズンギフト市場が縮小する中、高価格帯商品は、構成比は低いものの伸長傾向にあることがある。
