![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171266904730976817/origin_1.jpg)
モンスターに新たな刺客か。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)にWBC同級1位アラン・ピカソ(23=メキシコ)が名乗りを上げた。
メキシコメディア「TVazteca」は井上について「誰もが求めるチャンピオン。誰も倒すことはできない」と指摘し「モンスターと対決し、自分ができることを示したいと考えているメキシコ人がいる」とピカソの名前を挙げた。その上で「ピカソはWBCに機会を求めており、1位にランクされていることから最終的には指名挑戦者と発表されることになるようだ」と報じた。
ピカソは現役の大学生。理学部で神経学を学んでおり、自身の夢を「ノーベル賞と世界チャンピオンになること」と誓っている。昨年夏には同胞ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦を熱望しながらも「井上と戦うために日本へ行くというサプライズもおもしろいかもしれない」と、意欲を示していたという。
井上は9月に国内で元IBF同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)との対戦が濃厚と報じられ、12月にはサウジアラビアでIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との激突が有力視されている。その一方、同メディアは「ピカソが日本人を止めるライバルなのかという疑問は生じる」とも伝えていた。