6日(木)午後 九州南部で雷雨のおそれ 東日本の内陸も天気の急変に注意を

 きょう(木)午後は西日本で雲が広がりやすく、九州南部は雨や雷雨の所がありそうだ。その他の西日本や東日本の内陸も、今夜にかけて一部でにわか雨や雷雨がある見込み。最高気温は関東から西で27℃前後で、きのう(水)より湿気が多く感じられそうだ。晴れ間が多い東北南部は、30℃近くまで上がる所があるため、体調管理に注意をしたい。

■天気急変に注意

 湿った空気や上空の寒気の影響で、きょう(木)午後は西・東日本で大気の状態が不安定となりそうだ。九州南部は雨雲がかかっている所があるが、午後は所々で雷を伴い雨脚が強まる見込み。落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。その他の西日本や東日本の内陸も、今夜にかけて急な雨に注意が必要となる。沖縄や奄美は、梅雨空が続く見込み。

 あす7日(金)北日本で晴れ間が多くなるが、その他の各地は上空の寒気の影響で、東日本の内陸を中心に、にわか雨や雷雨がありそうだ。午後は天気の急変、落雷や突風に注意が必要となる。8日(土)は北海道や本州は晴れ間があり、西日本の日本海側は30℃以上の真夏日の所がある見込み。北海道でも25℃を超える地域が多く、内陸は29℃前後まで上がりそうだ。

■西日本で大雨のおそれ

 一方、8日(土)の九州は雲が多く、午後は雨の降り出す所がありそうだ。遅い時間には九州に発達した雨雲がかかり始め、9日(日)午前中にかけて、四国や中国でも雨脚が強まる見込み。雨が降る時間は半日~一日程度の所が多いとはいえ、太平洋側を中心に短時間で雨量が増えるおそれがある。

(気象予報士・高橋和也)

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