NHK杯長崎県高校野球 長崎日大×九州文化、創成館×海星 4強出そろう

【準々決勝、長崎日大―瓊浦】9回表長崎日大無死三塁、立石が中前適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 第72回NHK杯長崎県高校野球大会第3日は5日、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで準々決勝が行われ、長崎日大、九州文化学園、創成館、海星が準決勝に進んだ。
 長崎日大は瓊浦を延長十回タイブレークの末に5-3で下した。三回に立石の二塁打などで1点先制。3-1の九回裏に3安打を浴びて追い付かれたが、延長は加藤の2点適時三塁打で勝ち越し、十回は救援した西尾が得点を許さなかった。
 九州文化学園は大村工に3-2で競り勝った。初回、先頭江頭の三塁打を足掛かりに2点を先行。六回に追い付かれたが、九回に敵失でつくった好機を逃さず、徳永の犠飛で勝ち越した。投げては先発江頭、馬場が7安打2失点と粘投した。
 創成館は長崎総合科学大付に5-1で快勝した。初回に福島の三塁打など長短5安打を集めて3点を先行。八回にも小森山の適時三塁打などで2点を加えた。先発岡﨑は五回1失点と好投。六回からは3人でつないで三塁を踏ませなかった。
 海星は波佐見を3-1で退けた。初回に鰐川の右越え本塁打で先制し、三回に田中の適時三塁打で追加点。2-1の八回に池田の適時二塁打で再びリードを広げた。投手陣も走者を背負いながら要所を締め、1失点で切り抜けた。
 第4日は8日、ビッグNで長崎日大-九州文化学園(10時)、創成館-海星(12時30分)の準決勝を実施する。

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