大谷翔平、衝撃15号で「2冠→3冠」 OPSでオズナ再逆転…長打率は大接戦「.001」

15号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は15号2ランを含む5打数2安打でOPS.988、本塁打も2本差に迫っている

■パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ)

ドジャースの大谷翔平投手が、リーグ3冠に再浮上した。敵地で行われたパイレーツ戦で、5試合ぶりとなる15号2ラン。5打数2安打でOPS.988となり、この日は3打数無安打だったブレーブスのマルセル・オズナ外野手を再逆転した。

最速164キロを誇る怪物新人のスキーンズと初対決。7点を追う3回2死一塁の場面だった。敵地のファンからブーイングが沸き起こる中、強烈な打球はバックスクリーンへ。打った瞬間にほとんど動かず確信した一撃は、打球速度105.6マイル(約169.9キロ)、飛距離415フィート(約126.5メートル)を計測した。

本塁打でリーグトップを走るオズナとは再び2本差。5回1死一塁の第3打席でも右前打を放ち、OPSでは再逆転に成功した。これで長打(34)、塁打(143)と合わせてリーグ3冠。今季ここまで60試合に出場して打率.322、15本塁打、14盗塁と、達成すれば自身初となるトリプルスリーのペースも維持している。

一方、ライバルのオズナは本塁打(17)、打点(53)、長打率(.599)、ISO(.290)のリーグ4冠。大谷も長打率.598に迫っており、「.001」差のデッドヒートとなっている。この2人の争いはシーズン最後まで楽しませてくれそうだ。(Full-Count編集部)

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