3球団を渡り歩き、今季22試合登板で自責点まだ「1」!中日ブルペンを支えるプロ10年目左腕とは?【中日ドラゴンズ】

オリックス、日ハムを経て中日へ

6日のプロ野球交流戦ソフトバンク対中日戦。6回表にマウンドに上がった中日の齋藤綱記は、1イニングを2奪三振9球でピシャリと抑えて見せた。

サイド気味のフォームからの鋭いスライダーが持ち味の左腕、齋藤綱記は、北照高からオリックス、日本ハムを経て、昨季の6月にトレードで中日に加入。すると31試合に登板で防御率0.73と、大きな飛躍を見せていた。

10年目を迎える今季も好調を維持し、6月5日時点で22試合に登板し、防御率は0.53。自責点はわずかに「1」だ。昨季に引き続き、見事な投球と言えよう。

チームは交流戦ここまで3勝5敗と波に乗り切れていないが、ここぞの場面でしっかり抑えてくれる左腕がいるのは大きい。チームの浮上のために、齋藤綱記にはさらなる期待がかかっている。

© 株式会社日本文芸社