ユナイテッドで改革!「選手ら以外は食堂使用禁止」へ…ファーガソン時代から続く“スタッフとの交流推進”の伝統は終了か

今夏新たにマンチェスター・ユナイテッドのオーナーとなったイネオス(INEOS)は、トレーニング場の食堂をトップチームに直接関わる人物のみしか使用できないようにすることを決めたという。

現在マンチェスター・ユナイテッドはクラブハウスの改修工事を行っており、先日から「洗濯係とランドリールームが別の場所に移転する」と伝えられていた。

さらに今回『Daily Mail』が伝えたところによれば、クラブハウスの食堂を「トップチームに直接関わる人物のみが使用できるようにする」という変更が加えられるという。

これはイネオスのスポーツディレクターを務めているサー・デイヴ・ブレイルスフォード氏が計画したもので、トップチームの選手たちのためにエリート的な環境を作ることが目的だそう。

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マンチェスター・ユナイテッドではかつて長く指揮を執っていたアレックス・ファーガソン監督が「選手とスタッフは平等に食堂を共有し、個人的なつながりを作るべきだ」というポリシーを持っていたため、様々なスタッフも選手と同じ食堂を使っていた。

しかしながらイネオスはスタッフの一部が選手に執着して気を散らしていると感じており、選手やトップチーム関係者のみしか食堂に入れないようにする意向を持っているそう。

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