ハイスペックなのに爽やかな印象と軽快な着け心地 エドックス「クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッド エディション」

ダイバーズウォッチは優れた防水性とタフネスを備え、時計の中でも最も汎用性が高い万能のスポーツウォッチ。しかし、サイズや厚みで見た目が大きくなり、“押しが強すぎる”という印象を与えがち。そんな中、爽やかに着けられるダイバーズウォッチを50以上にわたって提供し続けているブランドがエドックスだ。

日々の服選びやクルマ選びと同様に、アイテムの色は人に与える印象だけでなく、自分の気分も大きく左右する。色選びはただ人にどんな印象を与えるかという見た目の問題ではなく、自分がどんな風になりたいかを考えることである。

特に、ブラックとホワイトはスタンダードな色。ブラックは「何にも染まらない究極の色=誠実な色」、ホワイトは「清廉潔白でピュアな色」とされ、日本でフォーマルウェアの基本となっている。とりわけホワイトは、他のどんな色よりも爽やかな印象を与えてくれる特別な色だ。

時計の世界ではホワイトは昔から定番の文字盤カラーだが、文字盤やベゼル、ストラップまで白で統一されたモデルは意外に少ない。オールホワイト系のモデルが登場したのは2000年以降、ファインセラミック素材がケースやベゼルに採用されるようになってからだ。

エドックスはダイバーズウォッチの世界でオールホワイト系モデルを、しかも魅力的な価格で提供してきた。その創業は140年前の1884年で、1960年代には独自の防水機構を備えたダイバーズウォッチをいち早く開発した実績を誇る。

今回紹介する「クロノオフショア1(ワン) クロノグラフ ジャパン リミテッド エディション」は、エドックスが毎年夏に日本限定で発売してきた爽やかなオールホワイト系のダイバーズ クロノグラフの最新モデル。この「クロノオフショア1」コレクションは、エドックスが2000年代後半に「海のF1」とも呼ばれるパワーボート世界選手権「クラスワン」の公式タイムキーパーを務めていた際に開発されたダイバーズウォッチコレクションだ。

ケースバックには、このモデルがパワーボートレースに由来するモデルであることを示すパワーボートのプロペラの立体的なモチーフが施されている

同じ体積ならステンレススチールよりも約3割軽いチタンをケースに採用。文字盤に加えてセラミック製のベゼルとラバーストラップをホワイトにすることで、驚くほど軽やかで爽やかな着け心地も実現した。ヘリウムエスケープバルブを搭載しプロダイバーが行う飽和潜水の1000m防水にも対応した。さらにムーブメントをクォーツ式にすることで、スペックからは想像できない魅力的な価格を実現している。

この夏、おしゃれなダイバーズウォッチを手に入れたいと考えている方には、タフでハードな印象よりも、軽やかで爽やかな印象のものがいい。このモデルの購入を検討してみてはいかがか。

EDOX / エドックス
クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッド エディション 27.5万円(税込)

SPEC

  • ケースサイズ:45㎜
  • クォーツ、チタンケース、ラバーストラップ、100気圧(1000m)防水

  • ジーエムインターナショナル TEL : 03-6254-7350

Text : Yasuhito Shibuya

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