Avaada EnergyがNTPC入札で1050MWpの太陽光発電プロジェクトを獲得、インドのポートフォリオが15GWp超に

AsiaNet 0200187 (1097)

【ムンバイ(インド)2024年6月6日Dataxet=共同通信JBN】
* 1kWh当たり0.032米ドルと競争力のある料金で再生可能エネルギーにおけるリーダーシップを強化

再生可能エネルギー分野のリーディングプレーヤーでAvaada Groupの一部門のAvaada Energyは、Renewable Energy Implementing Agency(REIA、再生可能エネルギー実施機関)であるNational Thermal Power Corporation(NTPC)が最近実施した入札で、単独では最大規模となる1050MWpの太陽光発電プロジェクトを落札し、歴史的マイルストーンを達成したと発表しました。今回の成果により、インドの再生可能エネルギー目標達成にAvaadaの専門知識と取り組みが貢献できることが、あらためて明確になりました。

同社は、1kWh当たり0.032米ドルという競争力のある料金で容量1050MWpの大規模太陽光発電プロジェクトを獲得。同プロジェクトは、25年間の電力購入契約(PPA)調印後、24カ月以内に完了する見込みで、大規模な再生可能エネルギー・プロジェクトを効率的かつ効果的に実現するAvaada Energyのコミットメントがはっきり示されています。

今回の画期的勝利に加え、Avaada Energyはインドで15GWpを超える発注確定(LOA)とPPAを獲得し、目覚ましいマイルストーンを達成しました。こうした広範なポートフォリオは、インド全土で再生可能エネルギーの普及に力を尽くしている同社の姿勢を裏付けています。

今回の重要な進展について、Avaada GroupのVineet Mittal会長は、以下のように語っています。
「NTPCから、1050MWpという単独では最大規模の入札を落札できたことを、大変誇りに思います。今回の成果は、当社の大規模再生可能エネルギー・プロジェクト遂行能力を強調するだけでなく、インドが持続可能なエネルギーの未来へと移行することを支援する当社の取り組みを強化するものでもあります。15GWpを超えるポートフォリオは、当社チームの努力、革新的アプローチ、卓越性への献身の証です」

「2022年にラジャスタン州の1カ所で1250MWpのプロジェクトを成功させたことで、より大きな賭けに出る自信がつきました。このプロジェクトは2023年まで、独立系発電事業者(IPP)によって開発された単独では世界最大のプロジェクトでした。Avaadaは、マハラシュトラ州で農業用太陽光発電ソリューションにも進出してポートフォリオをさらに多様化し、持続可能な農法に貢献しています。当社は、インドにおける再生可能エネルギーの成長を促し、地球をよりグリーンにするべく、引き続き取り組んでいきます」

この太陽光発電プロジェクトが稼働すれば、年間約18億ユニットの再生可能エネルギーを生み出してインドのグリーンエネルギー供給に大きく貢献し、120万世帯以上に電力を供給することが期待されています。

この取り組みは、年間約168万1200トンのCO2削減が見込まれ、炭素排出量削減に重要な役割を果たすと予想されており、インドの気候変動目標にも沿っています。本プロジェクトは、再生可能エネルギー分野で拡大するAvaadaの足跡に大きな価値を加えることになります。

▽Avaada Groupについて

Avaada Groupは、再生可能エネルギー発電、太陽光発電製造、グリーンアンモニア、グリーンメタノール、持続可能な航空燃料などのグリーン燃料の開発、エネルギー貯蔵ソリューションの提供など、エネルギー転換の最前線に立っています。Vineet Mittal氏のリーダーシップの下、同グループは重要なグローバル・エネルギー・プレーヤーになりました。再生可能エネルギー発電部門のAvaada Energyは、2026年までに11GWpの発電容量達成を目指しています。Avaadaの強固な実行能力と確かな実績は、2023年にBrookfieldのEnergy Transition Fundから10億米ドル、タイのPTT Group傘下のGPSCから3億米ドルの計13億米ドルの投資約束を取り付けるなど、多額の国際投資を呼び込んでいます。

ソース:Avaada Group