アナウンサーという「声の表現者」の葛藤と挑戦[Internet x Media Summit セミナーの見どころ] Vol.06

Internet x Media Summitとは?

ネットワークと映像の最新動向を伝える

「Internet x Media Summit」は映像とネットワークを組み合わせたソリューションのIP伝送をはじめ、XRやAIなど最新の映像制作ソリューションを紹介します。

放送や映像制作の現場での高解像度化、コスト削減、ワークフローの効率化を目指し、放送・映像業界関係者が具体的な課題解決策を学ぶことができる最高の機会をご用意しました。

最新の製品やサービスを展示したブース、最新のトレンドを押さえた各種セミナーなど映像業界の最新動向を皆様にご紹介します!

「Internet x Media Summit」公式ページ PRONEWSがプロデュースするリアルイベント「Internet Media Summit」のセミナーは3日間でなんと22本。放送や映像業界の最先端について、技術、制作、ビジネスなどの領域から、エキスパートや当事者が次々に登壇する。

声の表現者としての葛藤やこれからについて

テレビの「枠」を超える「ウラオモテレビ」担当するアナにホンネと葛藤、その未来を聞いてみる

日時: 6月12日(水)11:25-12:05

Panelist: 西 靖 / (株)毎日放送 総合編成局アナウンスセンター長

Panelist: 福島 暢啓 / (株)毎日放送 総合編成局アナウンスセンター主事

Moderator: 司馬コハルDX / Avatar

事前登録はこちら このセッションの元になっている、大阪の毎日放送(MBS)のアナウンサーが、自分たちだけで企画制作配信している、MBSアナウンサー公式YouTubeチャンネル「ウラオモテレビ」がとても面白い。面白いのだが、このセッションは単にその紹介をするだけの場ではない。

「テレビのウラ全部見せます」のような番組企画というのは昔からよくある。これらは業界裏話としての楽屋ネタ、内輪ネタを表(放送)に引っ張り出してくるもの。手っ取り早い企画なのだが、どうしても自己満足的なものに過ぎない。

公式チャンネル名はウラオモテレビである。ウラテレビではないし、オモテテレビでもない。
本編本線で言えないことを、裏で、オフライン(といってもオンラインのYouTube)で言ってしまえというような、いわゆるオフレコ、ココだけの話、ではない。
ウラオモテレビはそういう目的、内容ではない。はずである。

アナウンサーは音声を発するだけであれば、多くはAIに取って代わられていくだろう。実際NHKニュースだけではなく、多くのテレビ、ラジオ局でAIアナウンスを聞く機会も少なくない。
しかし、アナウンサーは特殊な訓練を受けた、声の表現者である。そうした表現者たちが、様々な新技術に向き合いながら、葛藤しながら、自分たちだけの表現をはじめている。それはコンテンツとしてはもちろん、業界人の新たな生き方の模索でもある。

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