『Dead by Daylight』開発スタジオが最大95人の人員削減―「戦略的構造改革」の一環

『Dead by Daylight』開発スタジオが最大95人の人員削減―「戦略的構造改革」の一環

2024年6月4日、カナダ最大級のゲームスタジオであるBehaviour Interactiveは、コーポレートサイトで「戦略的構造改革」を行い、最大95名の人員削減を行うと発表しました。

同社は2016年にリリースした『Dead by Daylight』が累計6,000万人ものプレイヤーを獲得するなど大きな成功を納めたことが後押しし、直近の5年間で従業員を575人から1,300人へと拡大させてきました。

しかし、ますます激化する業界の競争を前に自社の歴史的な強みをあらためて見直し、「ホラーゲームのリーディングカンパニーであり続けること」と「30年の歴史で培った知識で、開発パートナーへの卓越したサービスを提供する」というビジョンを策定。

そのビジョンを追求するために製品、制作、事業開発、マーケティングの構造を見直し、最大95人の従業員を削減するとしました。そのうち70人はモントリオールの社員で、同社は該当社員たちが次のステップへ進むためのサポートを全面的に行うとしています。

今回の発表による、同社のサービス事業、および『Dead by Daylight』への影響は皆無であるとのことです。

Behaviour Interactive 共同設立者兼CEO Remi Racine氏のコメント

本日の発表の影響を受ける社員に、深く感謝の意を表します。当社の構造と戦略的ビジョンの変更により困難な決断を余儀なくされましたが、この決断が継続的な成功につながると確信しています。Behaviourの成長の次のフェーズを開始するにあたり、当社の製品と職場文化における卓越性へのコミットメントは揺るぎないものです。

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