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養父市の鉢伏高原で絶滅が危惧されている希少植物「ミツガシワ」の保護活動が行われました。
養父市の鉢伏高原の湿地には氷河期の生き残りとされる希少植物「ミツガシワ」が自生しています。
近年は温暖化の影響などから湿地の水が少なくなり、シカが入り込んで、湿地を踏み荒らしたり、雑草が増えるなどし、「ミツガシワ」の絶滅が危惧されていることから、6日は養父市の若手職員やボランティアスタッフおよそ20人が保護活動を行いました。
職員らは「ミツガシワ」の成長を妨げる雑草を手作業で抜き取ったり、湿地にシカが入り込まないよう柵の整備などをした上で、水源から湿地に水を引くなどし「ミツガシワ」が成長しやすい環境を整えていました。
養父市は、今後も研究者やボランティアと連携して「ミツガシワ」の保護活動に取り組んでいくとしています。