相次ぐ県職員らの飲酒運転受け自民党県連 飲酒運転の再発防止要請

自民党県連 飲酒運転の再発防止を要請

 県職員や教員による飲酒運転が相次ぐなか、自民党千葉県連は6月6日、千葉県に対し、職員の飲酒運転の再発防止の徹底を要請しました。

 自民党県連の阿部紘一幹事長ら幹部一行は6日、相次ぐ県職員や教員による飲酒運転の再発防止を求める要請書を熊谷知事と同席した冨塚昌子教育長に手渡しました。

 要請書では、2021年6月に八街市で飲酒運転のトラックにはねられ5人の児童が死傷した事故を受け、飲酒運転の根絶を目指す条例やそれに基づく計画が制定されているにもかかわらず、県職員や教員による飲酒運転などが相次いでいると指摘。

 その上で、県民の模範となるべき公職にある県職員に対し、綱紀粛正と飲酒運転の再発防止の徹底を求めています。

 要請書を受け取った熊谷知事は「皆様の要請をしっかりと受け止めたい」と述べ、全職員を対象としたビデオ研修などの実施を検討し、その中で、自ら飲酒運転の根絶について強いメッセージを発信していく考えを示しました。

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