アートファクトリー「TASKO」の展覧会が茨城県近代美術館で、風力で動かす“風船”型装置など

展覧会「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」が、2024年7月20日(土)から9月23日(月・振休)まで、茨城県近代美術館にて開催される。

“ものづくりの秘密”に迫る展覧会「つくる展」

“ものづくり”のプロフェッショナルたちが集うアートファクトリー「TASKO(タスコ)」。様々な企業やアーティストとのコラボレーションを展開しながら、豊かな発想力と優れた技術力により、映像や立体など様々な分野の作品を手掛けてきた。「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」は、そんな「TASKO」の“ものづくりの秘密”に迫る展覧会だ。

風力や電力で動く装置

例えば、風力で動く《うかぶ風船》や、電力で動く《FLOWER DISPLAY》は、それぞれの動力が動かす仕掛けを楽しめる展示。また、パチンコ玉で動く《ししおどし?!》をはじめとする多くの作品では、アイデアスケッチや作品を構成する部品など、作品の“裏側”までを細かく観察することができる。

ピクセル画や映像が映る“椅子”型展示

今回が初出品となる「TASKO」の最新作《PIXTERIOR(ピクステリア)》。押しボタン式のスイッチが並んだ椅子の表面に、ピクセル画やカラフルな映像が映るという体験型展示だ。

五感で楽しむ展示の数々

五感を使って楽しむ展示の数々にも注目。《ひかりの3原色》では、光源の前に立つと色の付いた影が現れ、タイトルの通り“光の三原色”を体感することができる。そのほかにも、レトロな音楽に合わせて町並みの影が移り変わっていく様子を鑑賞する《札幌ループライン》や、鍵盤を叩くと“香り”が出る《パフューマリー・オルガン》といった展示を用意している。

【詳細】
「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」
会期:2024年7月20日(土)〜9月23日(月・振休)
場所:茨城県近代美術館
住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1
時間:9:30〜17:00(最終入場 16:30)
休館日:月曜日 ※8月12日(月)・9月16日(月)・9月23日(月)は開館し、翌日が休館
入場料:
・通常 一般 1,000円/満70歳以上 500円/高・大学生 730円/小・中学生 370円
・団体 一般 870円/満70歳以上 430円/高・大学生 610円/小・中学生 240円
※団体料金は、20名以上で適用。
※9月15日(日)〜9月21日(土)は満70歳以上無料(ただし、9月17日(火)は休館)。
※7月20日(土)・9月7日(土)・9月14日(土)・9月21日(土)は、高校生以下無料。
※《PIXTERIOR》の展示期間は、7月20日(土)~7月30日(火)、8月18日(日)~9月18日(水)。

【問い合わせ先】
茨城県近代美術館
TEL:029-243-5111

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