BMWとピレリ、新開発20インチ冬タイヤ発表…EV『i7』の航続を最大50km延長

BMWとピレリが発表した新開発20インチ冬タイヤ

BMWグループピレリは6月4日、新開発の20インチ「P Zero Winter 2」タイヤを発表した。このタイヤはBMW7シリーズ』向けに開発され、特に航続に焦点を当てている。欧州の「Aクラス」ラベルを取得したこのタイヤは、転がり抵抗が低いのが特長だ。

eバイクと静岡の魅力発信拠点に、横浜みなとみらいにオープンするヤマハ「E-Ride Base」のねらい

BMWのタイヤはすべて、BMWモデル専用に開発されている。そのため、BMW特有のスター・マークが付く。これはピレリの「パーフェクトフィット」戦略と一致しており、車両に最適なタイヤを開発することを目指している。

冬用タイヤは、夏用タイヤに比べて転がり抵抗が高く、車の航続に影響を与える。しかし、新開発の20インチタイヤはこの欠点を補い、標準的な冬用タイヤに比べて7シリーズのEV『i7』の航続を最大50km延長する。これは、特にトレッドパターンとトレッドコンパウンドの新技術によるものだ。

また、このタイヤには再生可能材料を使用し、工場のCO2排出量を削減している。

このタイヤは2024年8月から7シリーズ向けに用意される予定。さらに、新型『X3』に2024年後半から展開される予定、としている。

© 株式会社イード