子どもの転落防止対策で窓の補助錠を無料配布 「セーフティーロックはきちんと」 名古屋市

メ~テレ(名古屋テレビ)

子どもが建物から転落するのを防ぐため、名古屋市は子どもがいる世帯に、窓の補助錠の配布を始めました。

名古屋市では去年3月、中区のマンションで2歳の双子の兄弟が7階の窓から転落し、死亡しました。 市はこうした事故を防ごうと、5歳以下の子どもがいる、市内の約7万9000世帯を対象に、窓からの転落を防ぐための補助錠の配布を6日から始めました。 「子どもは家の中でも飛びはねて、元気にやってもらう。サッシが、ぱっと開いたりしてはいけない。セーフティーロックはきちんとする」(名古屋市 河村たかし市長) 配布は無料で、8月上旬にかけて順次届けられます。 また市は、子どもの安全対策を目的とする、住宅の改修工事などに、最大20万円の補助金を出す取り組みについても、受け付けを始めています。

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